掲載日:2019年02月20日 プロが造るカスタム
取材協力/弥生
取材・写真・文/ガスグラフィックス
各所に配置された艶やかなカーボンパーツ。ノーマルとは明らかに異なる存在感を主張する前後サスペンションやホイールといった足回り。速さと力強さを実感させるアクラポビッチの排気音など。弥生によって余すところなくチューニング&ドレスアップが施されたTMAX530が、2018年4月に鈴鹿ツインサーキットで開催されたTMAX DAYSに参加していた。
ルックスと走りの質を向上させるためのパーツの豊富さは、ビッグスクーターの中でも群を抜くTMAX。それだけに、愛車のスタイルをどの方向に進化させるのか、それが全国のTMAXオーナーの悩みでもある。
そういう意味でこのフルチューン530は、中途半端なことはせずに「全てに手を入れる」という意思が表れている。特に、走りを楽しむことができるスクーターであることがTMAXの大きな魅力なのだから、その部分をしっかりと仕上げたことで、こうしてサーキットでも満足のいく走りができる車両として完成したのだ。
しかも、ベースとなったSJ12J(4型)は、初代から続くスポーティーな走りをそのまま踏襲しているモデルである。現行のSJ15J(5型)が、ラグジュアリーな嗜好性を高めたモデルとなっているため、生まれた当初のコンセプトを楽しみたいユーザーにとっては、この4型こそがスポーティーなTMAXとして、最新でありベストな立ち位置となるのだ。それだけに、こうしてフルチューンが施されたスタイルは、これからもずっと支持されていくに違いない。
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