掲載日:2018年10月10日 プロが造るカスタム
取材協力/アンドロイドモーターサイクル
取材・写真・文/ガスグラフィックス
2017年に発売されたTMAX530(SJ15J)、通称“6型”は、新車販売価格の高騰により、歴代モデルと比較すると見かける頻度はまだまだ高くない。
また、トラクションコントロールやクルーズコントロール、ヒーター、電動スクリーンの搭載といった安全かつ快適に走りを楽しめる装備が充実され、TMAXの今後の方向性を示唆したモデルであり、それまでのスポーツコミューターとしての素性だけを好むユーザーからは、敬遠されがちなモデルとなってしまったことも否めない。
そんな6型の良い部分を引き出すために、三重県にあるアンドロイドモーターサイクルが作り上げたTMAX530がこちらの車両となる。
同店代表の安東氏は、生粋のTMAX好き。TMAXをより楽しむため、かっこよくするための探求に勤しみ、そこで生まれたアイデアの数々が、様々な自社製品として生み出されている。その結果、このブルーの6型を作るうえで目指したコンセプトが、「シックでかっこいいオトナ仕様のTMAX」というものだった。
TMAX本来のスポーツ性能はキープしつつ、ツーリングやワインディングロードでのライダーへの快適性を向上。そしてさらに、TMAXらしさを残したまま、見た目と性能の両立を目指した1台となった。
このような通好みのスタイルは、ベース車両の基本性能を熟知しているからこそできる技。TMAXが好きで、かつモノ作りが好きだから成せるものであり、それがユーザーにとって最も安心できるイメージリーダーとなっていることは間違いない。
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