掲載日:2018年09月26日 プロが造るカスタム
取材協力/カスタムショップエタニティ
取材・写真・文/ガスグラフィックス
SJ04J、通称「2型」と呼ばれる2代目TMAXが国内で販売されたのは、2004年のこと。見た目は初代と大きな変化はなかったが、吸気方式がキャブレターからインジェクションに変更され、フロントブレーキのダブルディスク化、リアタイヤは15インチへ大径化と前後ラジアルタイヤの装着やパーキングブレーキの追加。そして、メーターも従来の一眼からタコメーターを加えた二眼メーターとなり、細部の刷新を図って正常進化させたのがこの「2型」だった。
その後、「3型」が登場する2008年までの4年間で、TMAXのバイクとしての性能を実感したファンを多く作り出したのは間違いない。そしてあれから14年。まだまだ現役で走り続ける「2型」は、日本中に数多く存在している。
ビッグスクーターを中心に、小型からTMAXまで、幅広いジャンルを網羅するエタニティが製作したこのTMAXは、日産35GT-R用ガンメタにペイントされ、「2型」のマッスル感が凝縮された印象的な1台だ。
外観では、この渋い色合いと共に、この世代独特の2眼ヘッドライトが醸し出す顔つきを活かした同店新作のフロントフェイスがポイント。このフロント回りを中心に、カーボンパーツは必要最小限に留めて、さり気ないスポーティー感を演出。
さらに、足回りやブレーキ関連や駆動系のチューニングを施して、走行性能も追求。TMAXオーナーが求める充分な動力性能とスタイルをバランスさせることで、高級感も備わったオトナなスタイルの「2型」が完成したのだ。
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