掲載日:2017年12月20日 プロが造るカスタム
取材協力/ゴッティ
取材・写真・文/ガスグラフィックス
MotoGPファンならば誰もが食いつくはずのこのカラーリング。これは、ヤマハファクトリーで活躍するバレンティーノ・ロッシが、2007年当時に所属していたチームのオフィシャルスポンサーだったFIAT500の50周年を記念して、オランダGPにて採用したスペシャルカラーをモチーフとしたものだ。
この車両は、元々ラグジュアリー路線でのカスタムスタイルが得意なGOTTYが、それとは別の、同店らしいスポーツスタイルを提案した際に生み出した“ラグース(ゴッティ独自の名称:ラグジュアリー+スポーツ)”シリーズとして作られたもの。
レーシングマシンとは思えないこのポップなデザイン、そしてGOTTYが目指すカジュアルなスポーティー指向とマッチしたことがこの車両の誕生の理由であり、この当時、同じようにMotoGPマシンをモチーフとした“ラグース”が何台も完成したのである。
スクーターのカスタムは、フレーム加工を施してロングホイールベース化し、Sタイヤまたは4輪用ホイールを装着しての4輪化、そしてキャンディペイントやミューラルペイントを施すという、ある意味で型にはまったスタイルが出来上がっているのが事実。しかし、この型にはまることなく独自路線でユーザーの注目を集めるセンスを持つのが、GOTTYというショップの力量なのだ。
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