掲載日:2017年11月29日 プロが造るカスタム
取材協力/インターセプト
取材・写真・文/ガスグラフィックス
ここで紹介している各車のように、大がかりなカスタムを施した車両ばかりを見ていると、まるで自分も派手にしなくてはいけない?という錯覚に陥ってしまいそうだ。しかし、本来のカスタムというものは、ノーマルで気に入らないポイントを自分好みに仕上げていくもの。つまり、完成系が派手かどうかは一切気にする必要がないのだ。
そういう意味では、このキャンディオレンジに彩られたフォルツァは、ロー&ロングとエンジンスワップ化による4輪ホイールを装着しているものの、極めてシンプルな佇まいが魅力的な1台だ。
オレンジ1色だけだが、発色が綺麗で光の加減で絶妙なメタリック感が再現できるキャンディーを使っているのが、大きなポイントとなる。人目につく色ではあるが、決して嫌味ではない。しかも、単純なオレンジではなく、じっくりと眺めると、煌びやかに輝いている。この色味のセレクトこそが、ハードカスタムでありながら、厳つく見せない要素なのだ。
自分の愛車をカスタムするうえで、現在行き詰まりを感じている人がいたら、ぜひとも外装のオールペンを手掛けてほしい。金銭的にはそれなりにかかるかもしれないが、このフォルツァのように、品性は保ちつつ、新しい気分でスクーターライフが遅れるようになるだろう。
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