掲載日:2017年08月09日 プロが造るカスタム
取材協力/インターセプト
取材・写真・文/ガスグラフィックス
例えば、マジェスティCのように大人気だったわけでもなく、CJ43スカイウェイブなどのように、エンジンをスワップすることなく4輪ホイールが装着しやすいわけでもない。つまり、MF10フォルツァを使ってハードカスタムをするとなると、やはりそれなりの予算が必要になることもあり、ベース車としてはあまり人気ではない、というのが正直なところ。しかし、逆に考えればライバルが少ないから、自分だけの唯一無二のカスタム車になる余地が充分にあるということだ。
実際、この車両はCJ43スカイウェイブエンジンにスワップして太足化を実現したことで、MF10フォルツァでは珍しいハードカスタムに仕上がった。この迫力のスタイルこそが、どんな車両に乗っていても、スクーター乗りならば一度は憧れるスタイルであることは間違いなく、そのオーナーの思いを忠実に形にしたことになる。
大掛かりな作業が必要となるため、乗り手もそれなりの予算が必要となることは覚悟の上で、自分の思いを形にしたこの1台。しかし、思い描いていたものが実際に形になることがどれだけ嬉しいものなのか。スクーター好きならば、その気持ちは充分に分かってくれるはずだ。
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