掲載日:2011年03月01日 プロが造るカスタム
プロ、アマチュアに関係なく、このヤマハ・マグザムにスズキ・スカイウェイブエンジンをスワップして、迫力のリアスタイルを考えていたビルダーは絶対に存在したはずだ。しかし、そのカスタムにいち早く着手して、2009年のKCC<九州カスタムコンテスト>へと持ち込んだオーナーの渡辺さんとZOOM羽原さんが、見事、カスタムコンテストの優勝を手にした。おそらく、マグザムのリアカウルからチラリと見える195/45-14のタイヤの迫力が、来場者の目を引きつけたのだろう。しかも、フロントホイールも4D9マジェスティ用14インチホイールへと変更し、前後14インチホイールを装着したまま着地スタイルを実現するなど、非常に手間のかかる作業をさらりとやり遂げているのだ。
製作者であるZOOM羽原さんによれば、「苦労したのはシート下のキャブレターです。低くすればするほどシート下に当たるので、それを走行に支障がないように逃がすのが予想以上に大変でした」とのこと。このような障害を一つ一つクリアして作り上げるからこそ、誰もが1位へと投票したくなる完成度を実現しているのだと言えるだろう。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!