



掲載日:2016年07月26日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之

高照度のプロジェクターヘッドライトを採用。両サイドにはポジションランプも装備。

エアインテークの内部にはファン、そしてアッパーラジエターを配する。熱気はサイドのアウトレットから排出。

「STOP&GOシステム」と呼ぶアイドリングストップ機構は任意でオンオフが可能。ライトスイッチは常時点灯のため機能しない。

左に大きく指針式の回転計、右に液晶パネルを配したメーター。時計や燃料計、電圧計、瞬間燃費なども表示できる多機能タイプ。

テールランプはLEDで、導光材を使用した新しいデザインを採用。前後のウインカーもLEDだ。

メインキーはシャッター付きで給油口やシートのオープンが可能。ポケットには500mlペットボトルが入るが浅め。

左側にはポケットではなく給油口がある。メインキーで開き、高い位置にあるので給油の際に腰をかがめる必要はない。

トランク下のスペースは浅めだがフルフェイスと小物が少し入る広さ。DC12Vソケットと盗難防止用キルスイッチも装備する。

ツートーン仕様のシートは大きめで着座位置の自由度が高い。カーボン柄のアシストグリップが精悍だ。

フロアはフラットで乗り降りがしやすく、足を前に出すことも可能。タンデムステップにも小さなフロアが設けられ、足を置きやすい。

別体式のリザーブタンクを有するリアショック。プリロードの無段階調整が可能で、2本タイプだ。

フロント245mm径ウェーブタイプ、リアには220mm径のディスクブレーキを採用。アンダーカウル上部にロアーラジエーターが見える。

価格(税別) = 41万5,000円
※表示価格は2016年7月現在
ティグラ150のボアアップモデル。不快な振動もなく排気音もジェントルなのは、さすがメーカーカスタム車といったところ。高速走行も余裕でこなす頼れるシティランナーだ。
■エンジン=水冷4サイクル単気筒
■総排気量=169.5cc(168イチロクハチは製品名称)
■最高出力=12.5kw(17.0ps)/8,000rpm
■最大トルク=1.59kg-m/7,250rpm
■始動方式=セルフ式
■全長×全幅×全高=1,865×710×1,140mm
■点火方式=トランジスター式
■乾燥重量=137kg
■燃料タンク=6.8L
■FRブレーキ形式=油圧式ディスク
■FRタイヤ=F:110/70-12 R:130/70/12








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