スズキ バーグマン200 – 扱いやすさと走りのよさを両立する国内新登場モデル

スズキ バーグマン200の詳細写真

左側に160km/hスケールの指針式速度計、右側にレッドゾーンが9,500回転からとなるアナログ表示の回転計、中央に液晶パネルを配したメーターを装備。液晶部には、時刻やオド、ツイントリップ、残燃料、平均燃費などが表示される。

ハンドル下部のグローブボックスは施錠も可能。左右ふたつにわかれたデザインで、総容量は6L。右側には500mlペットボトルも収納可能で、左側には携帯電話などの充電にも便利なDC12Vアクセサリーソケットも備える。

ロック付きのグローブボックスに加え、ハンドル下部右側には、チケットや小銭などの収納にも便利な1L容量のミニボックスを装備。ボタンを押して開いたフタを、反時計方向に約90度回転させることで、開口部を広げる構造となっている。

シート下トランクは、一般的なサイズのフルフェイスヘルメットが2個同時収納できる41L容量。シートオープンと同時に点灯して閉じれば自動的に消灯する、便利な照明も内蔵していて、夜間でも荷物が出し入れしやすい。

前後一体型のシートは、前方が足着き性を高めるために絞り込まれたデザイン。一方で、車体後方側に向けて幅がかなり広がり、ライダーとパッセンジャーの快適性を高めてある。後席左右には、デザイン性も高めたグラブバーを搭載する。

スリムでシャープなデザインの独立2灯型マルチリフレクターヘッドライトは、ロービーム/ハイビームともに55Wバルブを装備。ロービーム時は左側のみ、ハイビーム時は左右両側が点灯する。前後ウインカーはクリアレンズ仕様だ。

きらびやかなデュアルマルチリフレクターテールライトを採用し、昼夜ともに優れた被視認性を実現。導光するレンズカット処理を施した、立体的な形状により、高級感も演出している。ウインカーは、リアもクリアレンズ仕様となっている。

足着き性を高めるカットフロアボード構造を採用。前方には、ライダーが足を投げ出せるようなスペースも設けられている。タンデムライダーのフットレストも、前側と一体化されたボード式。メインスタンドに加え、サイドスタンドも装備する。

フロントブレーキは、片押し2ポットキャリパーを使用したシングルディスク式。前後連動機能やアンチロック機構などは与えられていない。フロントホイールは、リアより1インチ大径となる13インチ径のキャストタイプをチョイスしている。

フロントだけでなく、リアにもディスク式ブレーキを採用。片押し1ポットキャリパーを装備している。ホイールは12インチ径のアルミ製キャストタイプで、試乗車は前後ともにIRC製のタイヤを装着。ホイールベースは1,465mmと短めだ。

リアサスペンションはツインショック式。5段階のプリロード調整が可能で、ライダーの体重やタンデムライダーの有無などに対応することができる。ちなみに60km/h定地走行における2名乗車時の燃費は、41.0km/Lと発表されている。

エンジンは、スイングアームと一体化されたユニットスイング式。排気量199ccの水冷SOHC4バルブ単気筒で、最高出力は19馬力、最大トルクは1.7kgmを発揮する。もちろん燃料供給はF.I.で、始動はセルスターターのみで行うことができる。

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