

掲載日:2012年06月11日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/田宮 徹
フロントブレーキは、ウェーブ形状ディスクを採用したシングルタイプ。キャリパーは片押しの2ポット式となっている。タイヤはケンダ製で、サイズは120/80-14と、このクラスとしては大径だ
リヤブレーキは、一般的な円形タイプのディスク式で、キャリパーは片押しの2ポットタイプ。タイヤは、150/70-13サイズのケンダ製を履く。マフラーは、エンドカバー部がひし形のデザイン
前後ブレーキレバーは、4段階のアジャスターを装備していて、手の小さいライダーにも対応している。ちなみにブレーキホースには、前後ともにレバータッチに優れるステンメッシュタイプが使われている
ハンドル左下側のインナーパネル部には、500mlペットボトルが入るほどの深さがあるグローブボックスを備える。このボックス部には、DC12V電源ソケットも搭載され、電子機器の充電などが行える
シート下トランクは、メインキーシリンダーで解錠可能。スペースは広く、サイズや形状にもよるがフルフェイスヘルメットを2個同時収納することもできる。LED内部照明やダンパーを装備している
左側に180km/hスケールの指針式速度計、右側に1万回転スケールの指針式回転計、中央に液晶パネルを配置したメーターまわり。液晶部には、水温や残燃料、時刻などを表示することができる
ハンドル下には、大きめのカバンホルダーを装備する。燃料給油口は、まずロックなしのフタを開け、内部にあるリッドをメインキーを使って解錠。取り外したリッドを、フタの裏側に置いておける設計だ
ヘッドライトは4灯式。ロービーム時は下側2つのプロジェクターライトが点灯、ハイビーム時は上側2つのマルチリフレクターライトが点灯する。ライトまわりには、イルミネーションモールを採用する
フロントヘッドライトまわりと同じく、レンズが大胆に配されたテールライトまわりにも、高級感のあるデザインが与えられている。リアキャリア兼用のグラブバーも、後方から見るとウイング風でスタイリッシュだ
ライダーの足元前方には、足を投げ出して乗れるスペースが設けられている。タンデムライダーのフットレストもボードタイプ。センタースタンドに加え、エンジン停止機構付きサイドスタンドを装備する
前後一体型シートのライダー側はホールド感を優先した設定。前後の段差は多めで、腰がしっかりサポートされる。逆に、非常に座面が広いタンデム側には、自由度のあるデザインが施されている
リアサスはツインタイプで、5段階のプリロード調整が可能。ホイールは5本スポークのアルミ製キャストタイプだ。変速機は一般的なCVTタイプ。ユニットスイング式のエンジンは、水冷式となっている
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!