

掲載日:2010年08月19日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
特徴的な縦2灯式ヘッドライトが印象的なフロントマスク。日常的な用途に供されることが多いスクーターとしては珍しい迫力あるデザインだ。
テールランプ&ウインカーユニットは高輝度LEDを採用。一般的なバルブ式よりもレスポンスに優れ、スポーティなこのモデルにマッチしている。
硬めにチューニングされたスポーティなシート。座り心地は良好だが、沈み込みが少なくやや腰高なポジションを実現。しかし、足つき性は悪くない。
フロントポケット左側に位置する給油口はキー操作によって跳ね上がるエアプレーンタイプ。ダンパーが効いているかのような動作に高級感が漂う。
シート下トランクの容量もなかなかのもの。ヘルメットを収納してもまだ余裕が残る。使い勝手の良いシンプルな形状も好感が持てる。
左右ブレーキレバーにはCNC加工による凝ったデザインを採用。フィット感は良好で、このモデルのスポーティな前後ブレーキを自在にコントロールできる。
オフロードテイストを加えたハンドル回り。中央の多機能メーターユニットには、0-400メートル加速などを計測するテストモードも搭載。過激な装備が楽しい。
抜群の安定性を誇る倒立風のフロントフォーク。荷重が掛かるようなコーナーリングでもビクともしない。ハンドリングはシャープかつクイックだ。
リアサスペンションはコンベンショナルなタイプのツイン。ハードな設定だがロードホールディングにも優れる。ややレイダウンしている点に注目。
リア左サイドには強固なアルミ性スイングアームを採用。そこにマウントされたリアブレーキキャリパーは強力な制動力を発揮。このモデルの鋭い走りを支えている。
モタードテイストを醸し出すX-HOT150EFIを、実際にフラットダートに持ち出した。スクーターのリアを滑らせながら走るのは実に楽しい。
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