最新モデル試乗速報 PGO X-HOT150EFI

掲載日:2010年08月17日 フォトTOPICS    

取材・文・撮影/ バイクブロス×マガジンズ 編集部 ナベ  取材協力/ナーベルフォース

特徴的な縦2灯式ヘッドライトが印象的なフロントマスク。日常的な用途に供されることが多いスクーターとしては珍しい迫力あるデザインだ。

PGOのホットモデル
X-HOT150EFIの衝撃

近年の日本市場においても、ようやく市民権を得た感のあるアジア諸国のスクーターメーカー。特に元気の良い台湾勢は一大勢力と言えるが、そのなかにあって一際異彩を放つ「PGO」というメーカーをご存知だろうか。創立は1964年と古く、かつてはイタリアの名門ピアジオと業務提携していた歴史もある。その後、自社で開発と生産を行うブランドへと発展を遂げ、現在は意欲的な製品を次々と発表するアグレッシブな存在としても世界的にも知られるようになった。今回テストしたのは、そのPGOの最新作「X-HOT150EFI」だ。刺激的なスペックと特徴的な外観に散りばめられた豪華装備の数々。走らずとも、このモデルが名前の通り同社のホットモデルであることは明白だ。スポーティな製品を生み出すことで有名なアジアンメーカーの最新鋭機種をじっくりと味わってみることにしよう。

今週公開の試乗インプレッションに先立ち、今回はX-HOT150EFIのディティールをフォトトピックスでお届けしよう。

フォトTOPICS(写真点数/11枚)

01テールランプ&ウインカーユニットは高輝度LEDを採用。一般的なバルブ式よりもレスポンスに優れ、スポーティなこのモデルにマッチしている。

02硬めにチューニングされたスポーティなシート。座り心地は良好だが、沈み込みが少なくやや腰高なポジションを実現。しかし、足つき性は悪くない。

03フロントポケット左側に位置する給油口はキー操作によって跳ね上がるエアプレーンタイプ。ダンパーが効いているかのような動作に高級感が漂う。

04シート下トランクの容量もなかなかのもの。ヘルメットを収納してもまだ余裕が残る。使い勝手の良いシンプルな形状も好感が持てる。

05左右ブレーキレバーにはCNC加工による凝ったデザインを採用。フィット感は良好で、このモデルのスポーティな前後ブレーキを自在にコントロールできる。

06オフロードテイストを加えたハンドル回り。中央の多機能メーターユニットには、0-400メートル加速などを計測するテストモードも搭載。過激な装備が楽しい。

07抜群の安定性を誇る倒立風のフロントフォーク。荷重が掛かるようなコーナーリングでもビクともしない。ハンドリングはシャープかつクイックだ。

08リアサスペンションはコンベンショナルなタイプのツイン。ハードな設定だがロードホールディングにも優れる。ややレイダウンしている点に注目。

092ポットキャリパーにウエーブディスクという過激なフロントブレーキ。強力だが立ち上がりは穏やかで、スクーターにとっては非常に好ましいキャラクターだ。

10リア左サイドには強固なアルミ性スイングアームを採用。そこにマウントされたリアブレーキキャリパーは強力な制動力を発揮。このモデルの鋭い走りを支えている。

11モタードテイストを醸し出すX-HOT150EFIを、実際にフラットダートに持ち出した。スクーターのリアを滑らせながら走るのは実に楽しい。

試乗インプレッション「PGO X-HOT150EFI」はコチラをチェック!

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