掲載日:2011年08月29日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
上記「掲載日」はバリエーションモデル追加日です。本バイク購入ガイドは2011年2月16日に掲載されたものです。
文/杉山 研二
コミューターとしての快適性とモーターサイクルの楽しさを合わせ持つオートマチック・スーパースポーツとして2001年に登場したのが500ccのエンジンを搭載するTMAXです。2008年には本格的なモデルチェンジが行われ、フレームはアルミダイキャスト製に、ホイールは前後とも15インチサイズになり、外装デザインも一新されました。
TMAXに搭載されるエンジンは水冷の並列2気筒です。このエンジンは、水平ピストン式バランサーというユニークなシステムを用いることでスリムに仕上げられ、また前輪寄りに水平に搭載することで車体の低重心化や前後重量のバランスが図られています。
車体各部の構造もスポーティな走りを意識したものとなっています。アルミのダイヤモンドフレームを採用している点もそのひとつです。また上下のブラケットでクランプされたフロントフォークはラジアルタイヤの採用に合わせて43mm径へと太くされています。フロントブレーキを見れば、モノブロックタイプの4ポットキャリパーを用いたダブルディスクと本格的。リヤブレーキもディスクで、パーキングブレーキ一体のキャリパーが用いられています。
車体デザインもスポーツ感あふれるシャープなシルエットです。フロントスクリーンは、ライダーを効果的に風から守る2分割タイプが採用されています。シート開閉はリヤヒンジ式となり、前側先端付近のスリム化で足着き性の向上が図られています。乗車姿勢の自由度が高まっていますので、リラックスした運転からスポーツ走行まで、ライディングポジションを合わせやすくなっています。またインストルメントパネルは大型のスピード/タコメーターが中央に置かれ、その左右には水温計と燃料計を配置。スポーティでプレミアム感のある演出がなされています。ユーティリティ面では、シート下の収納に加え、左右のフロントトランク、さらにはハンドル下の小物入れも使いやすく配置されるなど、使い勝手の考慮された完成度の高さです。
TMAX誕生10周年を記念して、受注期間限定で登場したのがこのモデルです。標準車との違いはまず、専用のホワイト色を採用した車体外装と、カーボンパターンのコックピット周辺パーツなど。そのほか型押し加工を施したツートーンカラーのシート、切削加工で色分けしたホイール、ホワイトLEDのバックライトやミラーインク印刷により車体色との統一感を演出するインストルメントパネル、そして専用のエンブレムなど、パーツひとつひとつを吟味して仕上げています。受注受付は2009年11月1日から2010年6月30日まで、発売日は2009年11月10日、メーカー希望小売価格は97万6500円(消費税込)でした。
ヤマハがロードレース世界選手権に参戦して50周年を迎えたのを記念し、受注期間限定で発売したのがこのモデルです。標準車との大きな違いは、車体色にMotoGPマシン「YZR-M1 WGP参戦50周年記念カラー」と同様の、ホワイトにレッドのスピードブロックグラフィックを採用したこと。そのほかにも、メインキー下部にはWGP参戦50周年記念エンブレムが付くなど、各所に限定モデルならではのこだわりが込めてあります。また、スポンサーステッカーセットも同梱となるので、手軽なドレスアップも楽しめます。メーカー希望小売価格は97万6500円(消費税込)、発売日は2011年7月29日。受注期間は同年5月26日から8月31日までです。
快適な走りに重きを置いたラグジュアリースクーター。エンジンは600ccの並列2気筒で出力は37kW。外装デザインは、低重心の引き締まったフォルムに仕上げられている。
650ccの並列2気筒エンジンを搭載するメガスクーター。エンジン出力は37kW。LXグレードでは電動可動式のスクリーン、グリップヒーター、シートヒーターなど装備も豪華。
500ccの水冷単気筒インジェクションエンジンを搭載するスポーツスクーター。エンジン出力は28kW。イタリアメーカーならではの車体デザインも特徴。
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