スズキ イントルーダークラシック400
スズキ イントルーダークラシック400

スズキ イントルーダークラシック400 – 圧倒的な存在感と美しさを持つ

掲載日:2010年04月08日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

スズキ イントルーダークラシック400の特徴

スズキ イントルーダークラシック400の画像

贅沢な装いが作り出す
上質な美しさを楽しむ

イントルーダークラシック400が持つ魅力として、ルックスの美しさは外せない重要なポイント。メッキをふんだんにあしらった装いは、このクラス随一とも言える贅沢な仕上がりだ。クランクケースやエアクリーナーカバーはもちろん、ウィンカーやサイドレールまで、ハイクオリティなメッキの美しさが見る者の視線を惹きつける。ハンドル回りには削り出し風のスイッチボックスやマスターシリンダー、個性的なワイド形状のレバーが与えられており、操作系の質感もまずまず。乗っていてライダーから見える部分はもちろん、手が触れる部分をしっかりと作り込んでいるため、所有感はかなりある。もちろん、降りて眺めたときの存在感も格別で、思わずこのバイクが400ccクラスであるということを忘れてしまいそうになるほどだ。

スズキ イントルーダークラシック400の画像

一方、機能面も充実している。視認性の高いタンクオンのメーターは、スピードメーターと燃料計だけでなく、ツイントリップメーターと時計、さらにギアポジション表示も備えた多機能なもの。各種インジゲーター類もメーター内に収められているので、使い勝手も良好だ。また、ヘッドライトの明るさも特筆すべきものがある。配光がワイドで、ハイビームにしても広い照射範囲はそのままに遠方まで光が届くため、ナイトランも安全だ。むしろ、その明るさゆえハイビームは使い所を注意した方がいいと感じるぐらいだ。そのほか、快適なクルージングを楽しむためのステップボードや、メンテナンスの手間が少ないシャフトドライブはロングクルージングにうってつけの装備だ。

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燃費もリッターあたり20km以上と良好なため、グラマラスなフォルムの15リッタータンクと組み合わせれば、300km近い航続距離も実現出来る。迫力ある車格と豪華装備の美しさはもちろんだが、クルーザーとしての基本性能がしっかりと確保されていることこそこのバイク最大の魅力だと感じる。“自慢できる愛車を持つ”という喜びを満たしつつも、“走る”というバイク本来の楽しみを重視するなら、イントルーダークラシック400は良い選択肢の一つになるだろう。

スズキ イントルーダークラシック400の詳細写真は次ページにて

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