【Page3】メーターパネルインジケータ球の交換

掲載日:2010年01月13日 特集記事    

記事提供/2009年4月1日発行 モトメンテナンス No.82
■Text/A.KURITA 栗田 晃 ■Photo/MOTO MAINTENANCE 本誌編集部

メーターパネルインジケータ球の交換

つかみどころのないバルブにはチューブを使う。

スポーツスターのインジケータ照明に用いられているバルブは、金属金具のないウエッジタイプの電球だ。これには省スペースというメリットがあるがあまりにコンパクトにまとまりすぎているため指で引き抜くことができない。こんな場面で便利なのが、燃料ホースなどに使える汎用のゴムチューブだ。

 

電装パーツのメンテでは、ヘッドライトやテールライト、ウインカー球を交換することもあるが、それらは国産車と同じ感覚で実践できる。だが、メーターパネル下に横並びになったインジケータ球の交換にはちょっとした工夫が必要だ。

 

五つ並んだインジケータ球は、樹脂製のハウジングに挿入された状態でメーターパネルにビス止めされているが、このハウジングがとても狭くて、指でつまんで引き出すことができないのだ。ゴム製のソケットごとハウジングの後方に引き抜くこともできそうだが、インジケータ球は根元に金属金具のないウェッジタイプなので、ソケット部に大きな力を加えると割れてしまう。

 

ここでスペシャルツール的働きをするのが、燃料ホースにも使える肉厚の薄いゴムチューブ。これを球の正面に押しつけて適度に差し込み、ゆっくり引っ張れば無傷のままソケットハウジングからスポッと抜けるのだ。これは覚えておいて損のないテクニックだ。

 




 

メーターパネルインジケータ球の交換

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