掲載日:2020年07月22日 フォトTOPICS
写真・文/小松 男 ※この記事はGARAGE LIFE 74号(ネコ・パブリッシング発行)にて掲載したものを再編集しています。
実践 エンジョイ賃貸ガレージハウス‼
エンジンが剥き出しで盗難の心配性も高いバイクは、クルマ以上にガレージが必要なもの。これはバイク愛好家の中では常識となっている。セキュリティ面を万全にガレージライフを楽しむ橋本さんのガレージを覗く。
賃貸ガレージハウスに入居する理由というのは様々なものが挙げられると思うが、今回取材した橋本さんの場合は、大切にしているバイクを手元に置いておくことができるというメリットが大きかった。
「以前はアパート暮らしで外にクルマの駐車場、そしてバイク2台分のコンテナガレージを借りていました。しかもバイクのガレージは一駅離れた場所だったので、思い立ったときにすぐに乗れないですしセキュリティ面も心配でした」と橋本さん。
クルマ2台用のスペースが確保とされたガレージには、現在クルマ1台とバイク4台を収められている。ややゆとりが残っており、十分な広さがあることが分かる。
ジャパンガレージングクラブの存在を知りネットで探したところ、近くに新しい物件が完成したことを見つけた。アパートとそのほかに借りている駐車場代を合わせたよりも少々高くなってしまうが、それでもバラバラに借りるよりも格段に利便性は向上することは明らかだ。さらに家の前にもクルマ2台分の駐車スペースが確保されていることもあり、トータル的に考えるとコスト面でも有利だと判断し契約することにした。
ガレージ内には、ほぼすべて作り直され、しかも細部まで徹底的にカスタマイズされたカワサキ・Z1やKZ1000MK.Ⅱのほか、ホンダ・ズーマーやヤマハ・TW200、そしてミニが置かれているほか、ハンドツールが置かれていたり、テーブルセットも用意されている。ガレージライフを満喫していることが伝わってくる。
まわりの入居者もクルマ/バイク好きなのでガレージを開け放って作業をしていると話しかけてくるなど、横のつながりがあることも賃貸ガレージハウスの特徴だ。「実際に生活をしてみるととても快適なことがわかります。乗りたい時にすぐに出せますし、雨の日はガレージ内でバイクを磨いています。バイクをつまみにお酒を飲むこともあります。遊びに来る友人たちにも好評です」と橋本さんは話してくれた。
出動するバイクなどに合わせて使い分けているヘルメット、ウエア、グローブなどのライディングギアを置くために、ガレージの奥にはハンガーラックを用意している。
セキュリティ用のネットカメラをインターネットで購入し、DIYで設置している。ネット環境があればスマートフォンなどでガレージ内の映像をライブ確認することができる。
上で紹介したスマートフォンに映し出されているネットカメラの本体。異変があればスマフォに知らせが届くほか、自動録画やカメラのスピーカー越しに警告することも可能。
ガレージの壁にサインプレートなどを使いデコレート。ナンバープレートはアメリカへ出張の際に購入してきたもの。この程度の数が揃っていると雰囲気が一層よくなる。
ジャパンガレージングクラブの手掛ける賃貸ガレージハウスで標準装備となっている物干しベースを活用してメンテナンス時に使うツナギなどを掛けている。
階段下のスペースはユーティリティスペースとして活用している。棚やテーブルセットなども置かれており、ガレージでの時間を楽しんでいることがうかがえる。
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