ヤマハ | YAMAHA YZF-R125

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

YZF-R125は、2023年10月に、日本国内で「新発売」された「YZF-R」シリーズの最小排気量モデル。水冷単気筒の124ccエンジンを登載し、前後17インチホイールを採用した「フルサイズ」のロードスポーツだった。YZF-R125は、もともと海外市場で長くラインナップされており、初代モデルの登場は、2008年のこと。同時代のYZF-R6がスタイリングモチーフで、スチール製デルタボックスフレームと水冷4スト単気筒SOHC4パルブエンジン、フューエルインジェクションは専用設計。ゆとりあるライディングポジションに加え、エンジンパワーもストッピングパワーもクラストップクラスの性能を誇っていた。数次のモデルチェンジのあと、2019年モデルで一新され、124ccの水冷単気筒エンジンには可変バルブシステム(VVA)が組み込まれた。スタイリングは、同時代のYZF-Rシリーズの上位モデルを強く意識したデザインに変更された。このころ日本市場へも「逆輸入」されていたこともあったが、正規導入はなし。欧州では、A1ライセンス(※)に適合したヤマハ・スポーツバイクのエントリーモデルとして位置付けられた。2021年モデルで、欧州規制のユーロ5に適合した。2023年モデルで新型となり、フロントマスクが、同時代の大排気量YZF-Rシリーズ(2気筒のYZF-R7など)に共通するデザインとなった。また、トラクションコントロールを備え、メーターはフルカラー液晶となった。2023年3月のモーターサイクルショー(大阪/東京)で、YZF-R125の国内発売が発表され、同年10月、ヤマハにとって久しぶりの原付2種スポーツとして、カタログラインナップに加わった。但し、同時代の欧州市場で販売されていたYZF-R125と、日本向けモデルは異なっていた。日本向けのYZF-R125は、同時期に国内発売されたYZF-R15(155cc)に124ccのエンジンを登載したものだった。※A1ラインセンス所有者は、排気量125cc以下/最高出力11kW(15PS)以下の二輪車を運転可能

2017年 YZF-R125 (欧州仕様車)(カタログメイン)(欧州仕様車)
2017年 YZF-R125(欧州仕様車)
2017年モデル
ヤマハ YZF-R125

基本スペック

タイプグレード名 YZF-R125
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 1955
全幅 (mm) 680
全高 (mm) 1065
ホイールベース (mm) 1355
最低地上高(mm) 155
シート高 (mm) 825
車両重量 (kg) 140
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.7
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 52
行程(ピストンストローク)(mm) 58.6
圧縮比(:1) 11.2
最高出力(kW) 11
最高出力(PS) 15
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(N・m) 12.4
最大トルク(kgf・m) 1.25
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 11.5
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.15
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 0.85
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 0.95
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 デルタボックス
キャスター角 25°00'
トレール量 (mm) 89
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 100/80-17
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/70-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブレス
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ