中国エリア(岡山県) カテゴリ:建物・史跡
2024-02-04 00:24:54 走行日:2023-10-24〜2023-10-24
グー!(22)
10月24日(火)
楽しかったツーリングも今日で終わり。岡山から自宅まで300km以上、高速を使っても5時間かかるとナビが言う。あまり遅くならないうちに帰ろう。
この日のメインは岡山城見物。ホテルは朝食付のプランだった。眼の前で卵を焼いてくれたり、焼きたての魚をいただけたりと、ちょっとリッチな朝ごはんを食べた後、歩いて岡山城へ。もちろん周辺に駐車場もあるが、徒歩なら身軽だ。
昨年の秋に令和の大改修を終え、綺麗になった岡山城は、松本城を連想させる黒塗りに金の瓦がアクセントになっていた。南の内下馬橋から登城しようと堀に近づくと、1羽の白鳥がいた。この季節に1羽だけいるのは渡り鳥ではなさそうだ。
そこへ、自転車に乗ったおじ様が通り掛かり、食パンをちぎって白鳥の前の水面へ放り投げた。おこぼれを狙って鳩がやって来た。白鳥はパンに気が付かない様子だ。
「もう年だで見えないかもしれん」
とおじ様が言う。
ここで飼っているんですか?
「そうだ。毎日エサをやっとる。本当はいかんのだろうがな」
そう言いながら、足元に群がる鳩にもパンをあげている。
白鳥も、ようやく気が付いたのかパンを食べ始めた。
そろそろ城が開くから、ゆっくり見ていってと言っておじ様は別の方向へ去って行った。
岡山城は石垣も有名だ。町を整備する際に掘った土を盛り上げた岡山が名前の言われらしい。戦国時代から江戸時代に、町を守るため脇を流れる旭川の流れを変えたり、城の縄張りを広げていったりと何度も手を加えたようだ。
それが災いして、1934年の室戸台風の折に川が反乱し、石垣の半ばまで水が来たと、石に印がついていた。
城内には、元の石垣を見れるようになった場所もあった。
川を挟んだ対岸には、岡山後楽園がある。今日は時間がないので見学は岡山城のみ。チケットを買うと中へ入る。展示も新しくなったらしい。最初にエレベーターで上へ行き、歩いて最上階まで上った後、下りながら展示を見る形で、城や町の歴史の他に、火縄銃や太刀を持って重さを体験したり、着物を着て写真を撮れるコーナーなどもあった。外国観光客が喜びそうだ。
ひと通り見ると月見橋を途中まで渡り、北からの城も眺めホテルへ戻った。ここはチェックアウトが11時とゆっくりなのも良かった。
思ったよりも見学に時間を割いてしまったので、そこから残りの城趾を回りながら最後に『宇喜多直家国取り始まりの地』という碑を見に行き城巡り終了。
そこから岡山ブルーラインを走った。途中で道の駅があったので休憩。瀬戸内海の青い海が見える。
その先にも、もう1つ道の駅があった。どうやらここが最後の道の駅になりそうだ。ナビは、その先で山陽道に合流すると示していた。
そういえば、昨年は赤穂城を見たっけ。多分近くだなと思ったら兵庫県の看板があった。
高速に乗る前に給油して、あとはひたすら東へと向かう。途中龍野西SAでお昼ごはんを食べ、新東名経由で休憩を挟みつつ、大した通勤ラッシュにも遭わず19時に無事に帰宅した。
本日も無事故無違反、無転倒でした。
走行距離 約405
総走行距離 約2025
平均燃費 27.3/L
本日のレギュラーガソリン 168円/L(岡山県備前市)、155円/L(地元)
道の駅『一本松展望園』
上の写真と前後しましたが、国とりの碑から自宅に向かうには岡山ブルーラインが良いとナビが案内したので、気持ちよく走っていると道の駅の案内看板があったため立ち寄り。
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