近畿エリア(京都府) カテゴリ:自然
2019-09-15 20:34:39 走行日:2019-09-14〜2019-09-14
グー!(47)
7月に遠方からの友人と回る予定だった丹後半島。私の不調でご一緒できなく申し訳ないことをしたが、その後、別の友人が綺麗な写真をアップしていたのを見て、行ってみたくなった。
この週は、金曜日少し涼しくなったので、週末も期待できるのではとお天気サイトを見ると30℃予想。先週の白馬よりもマシそうだ。
朝5時に出る予定が、寝坊して6時に出発。車が増えて渋滞するのではと思ったが、それほどでもなく順調に伊吹PAに到着。伊吹山も綺麗に見えた。米原JCから北陸自動車道へ。ここからは2年ぶりだ。関ケ原の気温が20℃予想にインナージャケットを着ていたが、7時台の山越えはひんやり感じた。
マイペースで走っていると時折バイクが追い越していく。そのうち、同じようなペースで走る1台のバイクに出会った。付かず離れず走っているうち敦賀JCから舞鶴若狭自動車道へ。そのバイクも同じ方向へ曲がった。合流する際、遅いゴミ収集車の後ろについてしまい、スローペースで走っていたら疲れてきた。三方五湖PAへ止まると、先ほどのバイクが止まっていた。挨拶すると、端っこの岬巡りが趣味だそうで、これから経ヶ岬へ向かうという。気を付けてと挨拶し、再び走り出す。
2年前に餘部鉄橋を見に行った時は、小浜西インターで下りて下道を走ったので、そこから先の高速は初めてだ。綾部JCで京都縦貫道へ乗り換え宮津天橋立インターで下りる。案内表示に従い宮津の道の駅へ。近畿のスタンプラリー帳は既に期限切れだが、記念にスタンプをポン。そこから天橋立への行き方を教えてもらう。
言われたように走るが、街の中は気を付けていないと走りすぎてしまう。天橋立ビューランドの看板を左折し、踏切を渡るとリフト乗り場だ。車の駐車場は『1日500円』と案内があったが、バイクはどこだろう。集金のおじさんも見当たらず、料金を入れる箱があるだけ。ふと見ると、自転車置き場にバイクもどうぞとある。しからばと入るが砂利。気を付けて止める。
リフト乗り場には中国の団体客がいた。チケットを買い後ろに並ぶ。ここのリフトは一人乗りだ。隣にモノレールもある。上に着くと見事な景色。途中で雲が出ていたので心配したが、真っ青な空と海が広がっていた。股のぞきもやってみたが、人が多くてサッと済ませたためか、海が空に見えるという感じには見えなかった。
それにしても暑い。朝は涼しかったのに、おそらく30℃はありそうだ。飛龍観回廊という展望台のようなものがあったので回ってみた。螺旋階段を上り、通路から景色を楽しむ。風が心地よいが、やはり暑い。下りて先へ進むことにする。
駐車場へ戻りバイクを動かそうとして、あれ? 駐車場は細かい砂利だったが、深くなっていて動かない。一瞬焦ったが、少し反動をつけて下げ何とか方向を変えれた。こんなところで転倒は勘弁。
次の目的地は伊根の舟屋。R178を北へと進む。天橋立の北側にある傘松公園付近でマスツーのバイクが前に入って来たので、なんちゃってマスツーの気分でしばらく走る。途中数か所、工事による片側通行をしていたが、スローペースながらも順調に走り、日出の交差点を右折する。遊覧船は混んでいたのでパスしそのまま進むが、あまり下調べをせずに来たので駐車場がわからない。
道は細く、対向車が来るとバイクでも止まらないといけない場所もあり、いつの間にか走り抜けてしまった。ふと見ると、舟屋を見学できるところがあり、やっとバイクを止めた。
漁の仕掛けや、舟屋の歴史などの資料が展示してある。もちろん船も停留していた。底が斜めになり、海面へ船を下ろすと、そのまま海へ出られるようになっている。海はとても澄んで綺麗で、エサを入れて沈めておくと魚が入るという『もんどり籠』があったので、引き揚げて見ると確かに魚が入っていた。
さて、そろそろお腹が空いた。舟屋のおばさまに尋ねると、この上に道の駅があるので、そこがおすすめという。早速向かう。11時半を回っていたので満席かと思ったが、幸い空きがあり直ぐに座れた。山掛け丼を頼むと、マグロではなくカンパチだった。これはこれで美味。暑かったので、クーラーの利いた店内がうれしかったが、混んできたので先へと進む。
R178をさらに北へ向かい、朝出会ったライダーが行くと言っていた経ヶ岬へ寄ることにした。端っこが好きなライダーあるあるだ。
灯台の駐車場には、車もバイクもちらほら。望遠カメラを構えて鳥の写真を撮っている人もいた。
せっかくだから灯台まで歩こう。先日の岩村城を連想しながら、400mと距離が半分だから大したことはないだろうと思ったら、最初から階段が続く結構な山道。杖を突きながら歩いている人も数人いて、汗をかきながら灯台へ。小ぶりながらも、明治31年にできたという歴史ある白亜の灯台は存在感があった。その灯台を見下ろせる山頂展望台もあったが、さすがに足が疲れてパスしてしまった。
駐車場へ戻ると結構車が増えていた。戻る途中にも上ってくる人に何組も出会ったが、人気のスポットのようだ。ちなみに、近畿地方の最北端とのこと。
そこから半島の西側を回って帰ることにした。途中、丹後松島展望所という看板に魅かれて駐車場へ止まってみたが、そこへ行くまでの道沿いでも景色を堪能したので特にここが綺麗とも感じなかった。
さらに進むと道の駅『てんきてんき丹後』があったので、ここでソフトを食べてクールダウン。この道の駅にはジオパークも併設されていて、鳴き砂の体験ができたり、山陰の地形の説明などの展示を見ることができた。
記念に缶バッジを一ついただき、土産を買ってすぐ近くの立岩へ移動する。ここは柱状節理を間近に見ることができる。ちょうど潮が引いていたので、実際に岩まで行って触ることができた。対岸では、直ぐ近くのオートキャンプ場に来ている人達だろう。子連れファミリーが水遊びを楽しんでいた。
時計は3時を回っていたが、もう一つ寄りたいところがあった。間に合うだろうか。
K75を南下するといいペースで走る車に追いついた。そのままR428へ合流し宮津へ向かう。途中からK53で京丹後大宮ICへ行けば良かったのに、ちゃんとチェックしていなかったので与謝天橋立ICから京都縦貫自動車へ乗った。
行きと逆ルートで綾部JCから舞鶴若狭自動車道へ折れ、大飯高浜ICで下りた。K1を東へ向かいK223で山手へ。めざす大津呂ダムまであと少しというところで、道にゲートが現れた。
ここまで来てマジか。とガッカリしたが、近づいて見ると『ダムに用事のある人は開けて入ってください』と看板があった。良かった。
監視所へ行き、インターホンを押してダムカードゲット。監視所のおじさんと近くのダムの話などしているうちに、愛知県へ帰るならR27からR303を通って高島へ抜けるといいと教えてもらった。
高速ばかり走ってちょっと疲れていたので、その道を通ってみることにした。実際には、高速で敦賀を回った方が少し早かったと後から調べてわかったが、新しい道を走れたし快走路だったので良かった。
琵琶湖の辺りで日没を迎え、どうしようか迷ったが、車の流れも良かったのでR365と県道で関ケ原ICまで走り、そこから高速で8時半過ぎに帰宅した。
本日も無事故無違反、無転倒でした。ちょっと危なかったけど。
走行距離 約620Km(先週の白馬とほぼ同じでした)
燃費 28.4Km/L(なぜか良かった)
本日のレギュラーガソリン 152円/L(宮津)、136円/L(長浜)、125円/L(地元)
伊根の舟屋
左)道の駅から撮った写真です。
中)舟屋の内部を撮りましたが、明暗が強すぎてちょっと飛んでます(^^;
右)もんどり籠が沈めてあったので、引き揚げてみました。
もっとも、上からでも籠に魚が入っているのが見える透明度でしたよ(^^)v
大津呂ダム
左上)ダムの入口が右手に見えますが
左中)無情にもゲートが…
左下)害獣防止のゲートでした。開けて入りましたよ(^^)
ゲートを通ってかんぬきをかけに戻ると、1mを優に超える青大将がいてビックリしました。
無事にダムカードゲットです。
スポット詳細情報