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雨上がりの滝を見に〜養老の滝へ

東海エリア(岐阜県) カテゴリ:自然
2019-06-09 23:13:04 走行日:2019-06-08〜2019-06-08
グー!(47)

金曜日の夜、ザーザー降りの雨にテンションダウン。ところが、未明には上がって晴れてくるとの予報に急遽テンションアップ。
雨が降れば水が流れる。
よし、滝を見に行こう!

路面がウェットで汚れるのもイヤなので、ちょっとゆっくりめの出発で行ける所は…
地図で探すと丁度いい場所が見つかった。朝起きた気分で、下道か高速を使うか考えることにして布団に入った。

目覚めると雨は止んでいたが、路面の状態を見て、遅めに出て高速を使うことにした。
名神高速を走りながら、この前通ったのは彦根に行った時だったな。あれはいつだっけ? 毎週のように出掛けていると、いつ、どこへ行ったのか記憶が曖昧になっている。年のせいで物忘れが進んだのかも…などと考えつつ一宮PAで止まる。

気持ちの良い青空が広がり、絵に描いたような白い雲が浮かぶ。風はあるが湿度は低め。インナージャケットを着て丁度いい感じだ。
養老JCから養老インターへ向かう。初めての道だ。終点まで行き、看板に従い養老の滝を目指す。

滝への入口正面に駐車場があったが、乗用車もバイクも300円と書いてある。すると料金所のおじさんが、「お金を払って止めるかね。向こうに無料の駐車場があるよ」と教えてくれた。ありがたく無料駐車場へ。かなり広いが車は10台ほどしか止まっていなかった。

歩いて入り口へ向かうと、電動シャトルカートが止まっていた。珍しいので写真を撮っていたら「乗ってくか?」とおじさんが現れた。

でもこれ、高齢者や足の悪い方が乗るものですよね。
「今は誰もいないし、今日は人が少ない。滅多に無いチャンスだ」

お言葉に甘えて乗せてもらった。こうした乗り物に乗るのは、愛・地球博以来だ。電動なので静かに坂を上っていく。その間に「あの右手にあるのが菊水、有名な湧き水だよ」とおじさんが説明してくれる。

滝まで400mの所にあるカフェ養老亭の前で下り、そこからは歩いて上る。遊歩道は舗装されているが、今朝まで降っていた雨で濡れ滑りやすいので気を付けて歩く。行き交う人と挨拶し、川の流れの音を聞きながら新緑の中を歩くのは気持ちがいい。

ところが、その中にタバコの臭いがしてきた。え? こんな所で?と思ったら、なんと道端に喫煙所があった。山の中の遊歩道の途中に喫煙所があるなんて初めてだ。一気に気分が悪くなった。せっかく空気のいい自然の中を歩いているのに、何故こんなものを作るのか。残念でならない。

気を取り直して先へ進む。
間もなく滝が見えてきた。高さ30m、巾4mという立派な滝だ。思った通り、昨日の雨で水量もあり見ごたえバッチリ。何組みか先客がいたので、邪魔にならないように写真を撮り、歩いて汗ばんだのでクールダウンする。

滝に近づくと、細かいしぶきが飛んできてマイナスイオンを満喫した。木立の間から青空が見えたが、雲が速い。かなり風が出てきたようだ。そろそろ下ろう。

行きは川の左手を歩いたので、今度は右側を下る。しばらく行くと、菊水泉のある養老神社があった。お参りして、湧き水に手を浸す。冷たくて気持ちがいい。

階段を下りると、おじさんが2人、貯水槽の掃除をしていた。つい声をかける。

上の菊水を貯める升ですか?「そうだよ。ここの水はとても美味しいで。愛知県からも汲みに来るよ」
近くにお住まいなんですか?「この下で昔は店をやっとった。今もこの水を飲んどるが、これを飲んだら水道水なんて飲めん」

何でも郷土史にも詳しいそうで、この辺りの古墳や化石の話などもしてくださった。話し込みすぎて、もう1人のおじさんが片付けを終えて呼びに来られたので、お礼を言って先へ進む。

今度は瓢箪ランプの館があった。入館料100円を払って中へ入ると、瓢箪をくりぬいて作った灯りがずらりと展示してあった。ここのオーナーが種から育てた瓢箪に、奥様が下絵を描き、ご主人が電動ドリルで穴を開けて手作りされたというランプの数々は、どれも素晴らしい。

ちょうど他にお客がいなかったので、眺めながらここでもいろいろ話を聞く。他の客が来たのを機に外へ出た。

そういえばお腹が空いた。何か食べようかと思っていたら、今度はラムネを売っていたおばさまに捕まった。何でもここがラムネの発祥地で、以前は製造工場もあったとか。そのレシピで再現したという菊水泉を使ったラムネは、優しい味わいで、涼しい風が抜ける窓際に座ってゆっくり味わった。

お向かいの店にあった『こんにゃくの唐揚げ』も1つ食べてみた。プリプリしたこんにゃくと唐揚げ粉のカリっとした食感が面白い。

あちこちで話をしたお陰で、結構時間が経っていた。ようやくシャトルカートへ乗った場所に戻ると、行きに乗せてくれたおじさんがいて「ゆっくり見て来れたかね」と声をかけられた。おもしろかったですと応え、バイクへ戻った。

さて、これからどうしようか。地図を見たが、今日はあまり遅くならないうちに帰りたい。なんとなく北へ向かい谷汲山方面へ行こうかと思ったが、山で見た通りかなり風が出てきたので、無理はせず戻ることにした。
ところがこの辺りは地の利がなく、勘で走っていたら住宅地に迷いこんで戻ったりとウロウロ。回りの山を見て、何だか同じ辺りを行ったり来たりしているなと一人苦笑い。

そういえば、結局昼ごはんを食べそびれたままだった。確かこの辺りに昨年新しく出来た道の駅『パレットピアおおの』があったはずと思い出し、行ってみた。
新しくきれいな道の駅で、ここ人気の手作りパンでようやく一息。珍しい柿のソフトがあったのでそれもいただいた。

帰りは下道を使うつもりだったが、遅くなったので安八スマートインターから高速に乗り、17時過ぎに帰宅した。


本日も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離 約180km
燃費 24.1km/L(何故か悪い)
本日のレギュラーガソリン 133円/L

電動シャトルカート

久しぶりに乗りました。

帰りに見たら、コードで充電していました^^

滝までの遊歩道

川沿いを歩く気持ちの良い道でした。

所々に碑があったり…

菊水泉

住んでいて綺麗な水。

手を浸せるところがありましたが、とても冷たかったです。

らんぷの館の作品

模様により、中に入れる電球も変えているそうです。

壁面に灯りが写るようになっているものは現像的な感じでした。

らんぷの館のご主人と中の様子

本業は別にあり、趣味で作っているそうです。だから販売はせず展示のみ。

売っていたら欲しかったです。

ちなみに、ひょうたんも種から育てているそうです。4月に種を蒔いて8月には収穫。天候が不順だと育ちが悪いので、天気が心配とか。ランプにするには、くびれがあまりないずんぐりしたものの方が向いているそうです。

街角

上)ランプの館の外観です

中)観光案内所に飾ってありました。ナナちゃん人形が来ていたもののようです。

下)ラムネが冷やしてありました。

松風橋からの眺め

上)上流、滝野方面を見た所

下)下流、東の市街地方面を見た所

グラディウスの写真を

ほとんど撮っていなかったので(^^;

左)養老の滝の無料駐車場
 ご覧の通り車が少なく、お店の人も「普段の平日よりも少ない」とおっしゃっていました。雨が降ったせいでしょうか。

右)通りがかった麦畑をバックに
先日のSSTRと場所は違いますが、綺麗に色づいていたのでパチリ。

本日食べたもの

上左)菊水を使ったというラムネ

上右)道の駅で食べた柿ソフト
 なんと期間限定で今日までだとか。柿の味のソフトに、柿の実をソフトタイプのドライフルーツにしたものがトッピングしてありました。それがちょっと食べにくかったです。

下)米粉パンとアンパンはお持ち帰り用
 食べたパンは、写真を撮る前にお腹の中へ〜

お土産!

上)観光案内所で貰った自然公園カード。この辺り限定のカードみたいで、パネルに飾ってありました。

下左)ひょうたんで作った根付。
 紐に付いている『ようろう』のハンコは、奥様手作りの消しゴムハンコだそうです。

下右)道の駅で見つけた『みょうが餅』
 餅という名前がついていますが、茗荷の葉で包んである白あんのお団子でした。ふわっと茗荷の香りがして、美味しかったです(^^)


スポット詳細情報

  • 養老の滝
  • 住所:養老の滝
  • 駐車:あり

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