東海エリア(愛知県) カテゴリ:社寺・教会
2019-01-08 10:09:14 走行日:2019-01-06〜2019-01-06
グー!(39)
正月休みの最終日。
予報に反して、晴れというより曇天。この時期は太陽の恩恵が無いと寒いが、晴れそうにもないので9時過ぎに出発した。
今日の目的は、以前ブロス友に教えていただいた軍人の像があるというお寺。ついでにネットサーフィンで見つけた面白そうなモノも見に寄ることにした。
昼過ぎには帰らないといけなかったので、行きは有料道路を使った。名二環から知多半島道路を走り、阿久比インターで下りる。そこからK46を西へ向かいK259へ左折するはずが、行きすぎて大回り。初っ端からヤラカシて先が思いやられたが、何とか知多広域農道(味覚の道)へ出た。
半島を通る道は限られるため、海沿いの国道はどうしても混むので、それを避けるために選んだルートだ。但し、一本道ではなく幾つか曲がらないといけない。標識もないので地図を思い浮かべながら走ったが、右左折を間違えてUターンというシーンが2回ほどあった。
晴れていれば、キラキラ光る海や遠くに雪の山並みが見えるはずだが、あいにくの曇り空。景色より道を楽しむことにしたが、凍結防止の塩カルが撒いてある。冬だから仕方ないか。
南知多道路の古布インターの横を過ぎ、クネクネ下ると間もなく目的地だ。知多四国八十八ヵ所の43番『岩屋寺』の中之院にある。駐車場へバイクを止め、先ずは岩屋寺へお参りする。正月とあって参拝客がいたが、混むほどではない。年配のご夫婦や家族連れが多かった。
そこから奥之院へ行く途中にあるのだが、通路から奥まっているので気を付けないと通りすぎてしまう。
思ったよりも小ぢんまりとしていたが、この場所に軍人の像がずらりと並ぶ様は、ちょっと異様に見えた。子どもくらいの像が多かったが、大きいものは2メートルほどあった。胸から上しか無いものもある。どれも表情が異なる。
像の横に由来を記した説明書きがあった。この軍人像は、昭和12年の上海上陸作戦で戦死された、名古屋第3師団歩兵第6連隊の兵士で、昭和12年から18年の間にめいめいのご遺族が戦没者の一時見舞金を使い、写真を元に作られた像とのこと。
よく見ると、まだ幼さの残る10代と思われる像もあった。手を合わせて冥福を祈り、寺をあとにした。
そこから半島の西海岸へ出てR247を北上する。次の目的地は野間の灯台。青い海に白い灯台が絵になるスポットだが、やはり曇り空。それでも記念写真を撮り次へと進む。
途中でコンビニでトイレ休憩したのち、最後の目的地までの距離を確かめる。海沿いの国道は風も強く、遅い四輪が数珠つなぎになっていたが、そのお陰で回りをキョロキョロ見回せた。
そろそろかと思った頃、目指す信号があった。左折すると少し先の右手に現れた。まさに陸に上がった戦艦。個人のお宅のようだが、写真を撮るだけなら怒られないだろう。
さて、ここからは帰るだけ。予定より時間が遅くなったが帰りも広域農道を走った。またもや行き過ぎて佐布里池の横を走ったり、狭い住宅地へ入って行き止まりだったりしながらも、K57へ出ていつもの道で帰宅した。
今回も無事故無違反、無転倒でした。
走行距離 約170km
燃費 23.5km/L(前回と合わせて)
本日のレギュラーガソリン 119円/L
※もちろん『陸に上がった軍艦』は、例えです。そんな風に見えたので^^
知多広域農道とR247
左)知多広域農道(味覚の道)です。
ご覧の通りのどかな景色の中を気持ちよく走れます。
(下は看板写真ですが)
ちなみにロードバイク(自転車)の聖地で、この日もたくさん見かけました。バイクはほぼいませんでした〜
右)R247
知多半島の西側を走る国道ですが、街中なのでどうしても混みます。でも、対向バイクも来てご機嫌^^
岩屋寺
知多四国八十八カ所の第43番札所。立派なお寺です。
かつて弘法大師空海が全国を巡り数々のお寺を再興しましたが、知多半島に上陸した際、その風景が四国にあまりにも似ていると歌を詠んだことから、知多四国八十八カ所霊場巡りが江戸時代に始まったそうです。
右の経堂は、寛政11年(1799年)に建立されたもの。
ぐるりと山を回るコースも案内されていて、パンフレットを手に回られている方も見かけました。
海辺を走るR247と野間灯台
半島の西側を走るR247。先端に近い辺りは海のすぐ横を通っているので、景色がいいです。
ドラレコでは写しきれませんでしたが、前方遠くに雪を抱いた鈴鹿〜養老の山並みが見えていました。
野間灯台の横は駐車禁止なので、写真だけ撮って退散。
知多半島の山車
知多半島には、あちこちに山車があり春になるとお祭りで披露されます。
<知多の山車館>
http://dashi-matsuri.com/dashikan/chita/kaminoma/index.htm
陸に上がった戦艦
メイン写真を正面から見たところです。
見づらいですが、ちゃんと錨やデッキへ上るはしごも再現されています。
なお反対方向から走ってくると、気付かずスルーされることが多い珍百景だそうです。
スポット詳細情報