東海エリア(岐阜県) カテゴリ:アウトドア・スポーツ
2019-01-04 19:55:46 走行日:2019-01-03〜2019-01-03
グー!(46)
正月3日。
この日はお天気も良くどこか走ろうと思っていたが、昨年はコテン、コテンと立ちゴケが多かったので、低速走行の基本を少し学ぼうと、6月に参加させてもらった弟の自主練のオフバージョンに参加させてもらうことになった。
朝7時半に弟の所までグラディウスの初乗り。12月はあまり走れなかったが、いつも通り元気に始動。途中の山の中は氷点下1℃の冷え込みだったので、ブラックアイスバーンに注意する。
アパートからは昨年初ツーリングに行った時のCB400SSを借りて、久しぶりの単気筒のドコドコ感を楽しみながらトコトコ。
練習場は河川敷なので、そこへ下りる前にセリッカーと交換。
※弟のトリッカーは、セローとのミックスなのでこの愛称が付いている。
前回少し乗ったとは言え、ほぼ初めてのバイク。クラッチの位置を合わせてもらい、「その辺くるくる回って慣れて」と言われても、そんな短時間では無理なんだけど…(^^;
すると、いきなり堤防横の細道を下れと言われドキドキ。
さらに「ノーマルオンロードタイヤを履いたCBが通れるんだから」というとんでもない理屈で、見通しの効かない初見の草地の中をグネグネ走り、1.5mくらいの崖を下り…と信じられないコースへ。
ヒーヒー言いながらようやく少し広い場所へ出ると、正月3日だというのにモノズキが来るわ来るわ。
「まずは基本の8の字から」と、大きな8の字を2速で回る。ただでさえ初めてのバイクで操作にも慣れていないのに、いきなり?
みなさんの想像通り、しっかりコースアウトしてコケた。
次は小半径の8の字を1速で。クラッチとブレーキを使わずアクセルワークのみでと言われても、つい指がかかってしまう。草むらに突っ込んでも平気なのは嬉しいが、緊張して体がガチガチ。そのあと再び大きな8の字を走ったら、アクセルだけでスムーズに回れるようになった。
適度に休憩しながら、他のメンバーの走りを眺める。
まだ土が濡れているのでタイヤの溝にはまるが、全く気にせずに丸太を越えたり斜面の立ち木の間で8の字をしたり。ノーマルオフロードタイヤで斜面の丸太越えにトライしていた達人の横を、弟のセリッカーがいとも簡単に上っていく。
「オフは、腕もあるけどタイヤの違いが大きいんだよ」。おそらく、達人がセリッカーに乗ればあっという間に越えるだろう。
その後、近くにある別のコースのメンバーが現れたが、こちらはガチなモトクロスやトライアルバイク。類は友を呼ぶんだな。新年早々のイベントの話などしている。
そんな感じで練習して休憩してを繰り返しているうち、だんだん慣れてきた。
オンロードと同じで、慣れた頃が危ないというセオリー通り、緩い坂道を登れたのに気を良くして急な坂道を上った途端、体重移動を忘れて減速せず坂の上にあった木にぶつかった。
あちゃ〜ヤラカシた。
「大丈夫ですか?」と言われ、ぶつけた場所を確認する。
ケガは右ひじと手の甲の打撲くらいだったが、足の上に乗ったバイクのエキパイでオーバーパンツが溶けてしまった。
コケるのに慣れているオフロードメンバーは、サッとバイクをどけてゆがみなどの点検をしている。ハンドガードにクラッチレバーのエンドが当たったらしく穴が開いていたが、「オフなんてコケるもの。これくらい大丈夫」と平気な顔をしている。
少し休憩して落ち着いた後、今度は周回コースへと向かった。
アップダウンのある草むらの中を走るコースだが、轍をたどるのが難しい。ここへ来る時に下った崖と同じような所を上るのが怖くて、そこだけ弟にやってもらった。
その後、コースの途中で別の8の字。昼を過ぎ1人2人とメンバーが抜けると、ハンドルを目いっぱい切ってのターンの練習。コケても大丈夫と言われても、やはり怖い。外足荷重、内足荷重、頭では理解できても難しい。
「今日はここまでにしようか」
帰りの崖は自力で上れた。少しは上達したのかな。でも、土手の道は勇気がなくて交代。途中のホムセンで黒いテープを買ってオーバーパンツの応急処置をして、昼食をおごってアパートへ戻った。
「またいつでも来ていいよ」とありがたい声を聞きながらグラディウスに乗る。
なんて乗りやすいんだろう。
やっぱりオンロードがいいな。
途中でバイク用品店へ寄って新しいオーバーパンツを買い、今年の初乗りを無事に終えた。
本日も無事故無違反でした。公道では無転倒です(^0^)
走行距離 約120Km(給油していないので燃費は不明)
※せっかくの初乗りなのに、グラディウスの写真を一枚も撮っていなかったことに気付きました。
メイン写真は、今回参加した弟のバイククラブメンバーと。
小さな8の字
コースを外れると草原なので、タイヤが滑ります。
さらに、草地の上をスタンディングでなければ回れない8の字がもう一つ。さすがにそこはパスしました。
こんな所をノーマルタイヤのCB400SSで走る弟は、みんなからも「ヘンタイ」と呼ばれていました(^^;
達人、がんばる!
ノーマルオフロードタイヤだと、タイヤの溝が詰まってここで空転してしまいます。
越えれないと、バックで下まで下りるんですね。その方がずっと怖そうですがニコニコ笑っていました。この方も「ヘンタイ」と呼ばれていました(^0^)
ちなみに、丸太を越えなければ軽々と上っていました。
溶けたオーバーパンツ…
左)エキパイが当たったら表面が溶けて、中の綿が出てしまったため、テープで応急処置。
右)新調したオーバーパンツです。色の違う部分は耐熱生地だそうですが、今回のようにコケたら役に立ちませんね(^^;
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