甲信越エリア(長野県) カテゴリ:自然
2018-08-05 00:15:59 走行日:2018-08-04〜2018-08-04
グー!(54)
遂に名古屋でも最高気温が40℃越えを記録し、いったいどこまで気温が上がるのかと心配になる今年の夏。暑い時は涼しい所へ行きたくなるのが人の常。道の駅の名前に惹かれて行ってみることにした。
帰りの暑さを考えると、早朝に出て早い内に戻るのがいいのはわかっていても、それだけではちょっともったいない。ついでに回りたいところをチェックして、いざ出発。
5時に出る予定が30分ほど遅れてしまったが、薄曇りの天気のためか、出発時はインナージャケットを着てちょうどよい気温だった。今回は、目的地まで高速を使う。
さすがは夏休み。土曜日というのもあるが、車が多い。トラックも。ほぼ流れに乗って中央道を北へと向かう。
遅い車がいると追い越しながら走っていると、駒ヶ根インター手前で後ろから赤色灯をつけサイレンを鳴らす黒い車が…。
やられた!
と思ったが、そのまま私をスルーして先へと走って行った。助かった。
しばらく行くと、青い軽四が捕まっていた。危ない危ない、気を付けなくちゃ。
汗をかいていなくても1時間に1度は休憩して水分を取るようにしたので、松本までに2回休憩した。
インターを降りて給油。R158は既にかなり車が多い。上高地へ向かうのだろう。観光バスも何台かいる。流れにのって西へと向かう。次第に山の中へ入ってきたなと思ったら、稲核(いねこき)ダムが見えた。車が多い上に路肩も狭く、とてもじゃないが写真は撮れない。そのままスルーして、その先の道の駅『風穴の里』へバイクを止めた。
予定より早く着いたので、まだ道の駅の施設は開いていなかった。
それでも駐車場には、バス、車、バイクともけっこう止まっていた。
さて、せっかくだから風穴(ふうけつ)を見に行こうと看板を探す。徒歩7分とある。
案内図に従って太鼓橋を渡ると水殿(みどの)ダムがよく見えた。下って山道を少し歩くと直ぐに着いた。
道の駅にはあんなに人がいたのに、ここには誰もいない。扉を開けると、ヒヤリとした冷気が流れ出た。
思わず「寒い!」
中の温度計を見ると、なんと10℃。寒いわけだ。
岩の間から湧出する冷気を利用して、半地下の小屋を作って天然の冷蔵庫として活用しているそうで、江戸時代には既に使われていたらしい。氷室同様、日本人の知恵だなと感心する。
寒くなってきたので風穴を出て道の駅へ戻る。今度は暑い。さすがにインナージャケットを脱いだ。
売り場へ行き、先ずはダムカードをもらう。せっかくなので、稲核菜の惣菜もひとつ。
外へ出ると、バスは皆いなくなっていた。上高地へ向かったのだろう。私も出発する。
R158は、ヘアピンでバス同士のすれ違いができないためか渋滞ぎみで、奈川渡ダムまで止まったりノロノロ運転が続いた。中で道が分岐している珍しい作りのトンネルを出ると、直ぐに左折して駐車場へ止めた。
展望台へ登って上から眺めると、とても気持ちがいい。アーチ式のとても大きなダムで、堰堤の上が国道になっている。標高が1,000m近くあるので、日影で休んでいると涼しい風が吹き抜けて心地よい。
しばらく休んで野麦峠方面へ向かった。車の少ないクネクネ道だったので、気持ちよく走っていたら行きすぎてしまい、慌てて引き返し、『ながわ山菜館』で奈川渡ダムのカードをもらった。これで本日のダムカードミッションもコンプリート。
次は、30年ほど前に痛い思いをした野麦峠へ。狭路だが、先日のしらびそに比べれば何ということもない。時おり車やバイクとすれ違う。
峠には、おたすけ茶屋と『ああ、野麦峠』の碑が立っていた。木陰は良いが、太陽が照りつけるとやはり暑い。少し早いがここで昼食にした。ざるそばを食べ、高根側へ下りた。
タイトなブラインドコーナーの続く道を下りながら、あの時転倒した場所を思い出そうとしたが、さすがにわからなかった。
R361へ出ると左折し開田高原へと向かった。ここは、リターンしてから2回だけ走ったが、こんなに距離があったっけ?
そんなことを考えながら見覚えのある場所で振り返ってみたが、あいにく御嶽山は雲の中だった。
当初の計画では木曽駒の里へ行こうと考えていたが、ふと思い立ってK20へ右折した。この辺りで御嶽山が見えたはずと探したが、やはり見えない。その内に、またもいつものヤラカシをしてしまった。
御嶽ロープウェー乗り場へと曲がり、クネクネ登って半分隠れた御嶽山の写真を撮り、そのまま真っ直ぐ行ったらどこへ出るんだろうと走ってみた。すると、白崩林道という舗装林道へ出た。
下っていくと、両側にびっしりと碑が立っている。
ああ、そうか、御嶽教だと気が付いた時には、ちょうど神事が行われている真ん中を走り抜けてしまった。バツが悪いが、ちゃんとした公道なので仕方ない。後からわかったが、霊神場と呼ばれる場所だったようだ。
とにかく無事にK20に合流し、三岳からR19へ出た。さすがに山を下りてからは暑さが増し、道の駅『木曽福島』で休憩。本日のソフトをいただく。
この辺りはR19以外にルートはなく否応なしにここを走らざるを得ないが、制限速度以下で走る遅いトラックのお陰で、暑さでどうかなりそうだった。ちなみに電光掲示板の表示は36℃。
幸い、スペースのある場所で抜かさせてもらえたが、時速50キロを切ると熱風がかなりキツイ。単路を走る方は注意された方がよいと思う。
中津川市内のコンビニでクールダウンの休憩をし、恵那市からR257で山方面へ避難した。気温も少し下がり33〜34℃。それをマシと感じるくらい厳しい暑さだったが、涼感スプレーと氷入りの水筒のお陰で無事に帰宅できた。
本日も無事故無違反、無転倒でした。
走行距離 約490km
燃費 26.5km/L
本日のレギュラーガソリン 149円/L(松本)、134円/L(地元)
※メイン写真は、御岳ロープウェイ乗り場から御嶽山。雲に隠れて見えませんが…
お助け茶屋でお昼ごはん
上)昼食にいただきました^^ 暑いのでざるそばです。
下)休憩スペース 広々していますよ〜
名の通り、この街道沿いにはここしか休憩場所がありません。途中に自販機もないのでご注意を!
スポット詳細情報