関東エリア(埼玉県) カテゴリ:自然
2018-08-21 19:00:47 走行日:2018-08-18〜2018-08-19
グー!(50)
昨年のバイクの日は、初めてのキャンプツーで国道最高地点1位と2位を巡って来た。
今年は予定していたキャンプツーが中止となったので、代わりにどこか行きたいと思っていたら、以前関東のブロスメンバーが日記やレポに載せていたバイク弁当を食べに行かないかとのお誘いが。
8時に韮崎インター近くのコンビニで待ち合わせだったので、逆算して5時に家を出た。ところが、前日から急に気温が下がり、ルート上で一番気温が低い所は12℃の予想。この時期に信じられないが寒いと体力を奪われるので、長袖のTシャツにインナージャケット、ネックウォーマーも用意しレイングローブを使った。
それでも高速の伊那谷は寒く体が冷えてきた。その分天気には恵まれ、中央アルプスがくっきり見えたので、駒ヶ根インターで下りて写真を撮った。
いつも綺麗だなと眺めているが、高速では止まれない。今回は中京圏のツーリングプランを使ったので乗り降りは自由。このチャンスを逃す手はない。でも、寄り道をしたので到着は数分遅れ。しかも待ち合わせ場所を間違え、メールで気付いた。
少し遅刻したが、無事に落ち合い出発!
昇仙峡の横を通ると、この辺りも気温は16℃。山道なので肌寒い。まだほとんど車のいないクネクネ道を走ると、木々の間から富士山が見えた。中央道からも見えていたが、さすがに止まって写真を撮る余裕はなかったのでここでパチリ。
昨年ぶどうの丘とダム巡りで通った雁坂みちを1年ぶりに走り、初めて雁坂トンネルを走った。
リターン前も含め、埼玉はほぼ未踏の地。例のごとく地元ブロス友に連絡すると船頭を引き受けていただけることになったので、ここからは完全にお任せ。
埼玉の韋駄天ライダーことSさんとは滝沢ダムで落ち合った。「2年ぶりですね〜」と挨拶をしてダムカードをもらうと、早速バイク弁当で有名な大滝食堂へ。11時開店だが、既にかなりのバイクが止まっていて10組以上の待ち。一人ならスルーしそうだが今回はここがメインの目的地だし、それほど暑くないし、喋っていれば待ち時間もさほど気にならない。
そのうちに呼ばれて店内へ入る。先に食券を買う方式だが、マンガばくおんとのコラボ弁当があったので、せっかくだからとそれをチョイス。リンちゃんを選んだら「ちょうどスズキだよ」と言われた。
実はマンガも読んだことがないので内容は知らないのだけれど。
弁当の中身は秩父名物の豚みそ丼で、厚めだが柔らかい豚に、甘辛のみそ、そこに振ってあるゴマが香ばしさをプラスして美味しかった。見た目はそれほどでもないと感じたが満腹になった。空の弁当箱を持帰るための袋が机の横に準備されていたので、ざっと拭いてビニール袋へ入れる。
そこから、もう一人のブロス友と落ち合うため浦山ダムへ向かった。用事があって会えないかもと言っていたが、思ったよりも早く終わったのでバイクで来るという。
ダムへ上る道で先行車がいなくなると、途端にSさんのスピードが上がる。とてもついていけないが、途中でペースダウンしてくれた。駐車場へ入る手前で赤いバイクを見かけ、あれっと思ったがそのまま駐車場へ。
ほどなくJさんが現れた。「スルーして行ったゃったから、気づかなかったかと思った」やはり先ほどの赤いクラブマンはJさんのだった。2年前のGWに、私のクラブマンと2台並べての記念撮影をしたが、グラディウスで会うのは初めてだ。
ダムカードをもらうと、このあとの予定を相談した。ダムが放水していたので堰堤の下へ行って写真を撮り、その後すぐ近くの橋立鍾乳洞へ。駐車場が砂利だったのでうわ〜っと思ったが、取り合えず止めれた。夏休みとあり家族連れが多い。
鍾乳洞へ入った途端に頭をぶつけそうな狭さ。おまけに階段は逆バンクかと思うような傾斜だし、探検気分の味わえる鍾乳洞だった。洞内を上っているうちに暑くなり、外へ出る頃には汗が流れた。朝は寒く感じる気温でも、日中は30℃予想だからムリもない。
お次は秩父神社と秩父まつり会館。街中も駐車場も混んでいたが、係りの誘導にしたがって隙間へ止めさせてもらい、先ずは神社へ。今回のメンバーは誰もご朱印を集めていなかったので、建物を眺めて向かいにあったまつり会館へ。
中には、実際に祭りに使われているのと同じサイズの山車が展示してあり、祭りの様子をスクリーンで解説してくれた。そのあと15分間の3Dビデオを見たが、疲れもあってついコックリ。
外へ出るとまだ暑い。冷たいものでもと近くの道の駅『ちちぶ』へ移動する。ここで入口に『橋カードあります』という張り紙を見つけた。どうやったらもらえるか尋ねたところ、橋の写真とここで買い物をしたレシートがあれば良いと言う。
「そこなら直ぐだから」と、Sさんがバイクで写真を撮りに行かれた。その間に残ったメンバーは冷たい飲み物で休憩。そのうちに戻ってこられ、無事に橋カードゲット。
「次は合角ダムへ案内しますよ」と言われたが、何と4時で配布終了のためタイムアウト。最後の二瀬ダムへ向かうことになった。用事のあるJさんとはここでお別れ。短時間しかご一緒できなかったが、お会いできて良かった。
さて、夕方になり道路も少し混みだした。遅い四輪に阻まれつつ来た道を戻る。既に閉店した大滝食堂の前を通り、しばらく行くと左へ折れた。途端にペースが上がりスタンディングでヘアピンを駆け抜けていく。さすがは韋駄天ライダー。
ダムの管理事務所へ着くと、『ご自由にお持ちください』とカードが置いてあった。ありがたくちょうだいする。
ひと息ついて、しばらくバイク談義に花を咲かせていると18時の鐘が鳴った。名残惜しいが、ダム湖畔を端まで行った所でお礼を言ってSさんと別れた。「また走りましょう」そう約束して。
再び雁坂トンネルを抜けたが、気温は16℃。たまらず道の駅『みとみ』でトイレ休憩。バイクは1台もいなかった。
今回は、もともとキャンプツーのつもりで日程を空けておいたので、せっかくだから山梨へ泊まり、翌日も近くのダム巡りをすることにしていた。
「この時期に熱々のほうとうを食べるなんて、しかも汗もかかないなんて信じられないんだけど」と言いながら、夕食にちゃんぽんほうとうをガッツリいただき、本日の宿の前でお礼を言ってBさんと別れた。
この日は、初めて健康ランドのような施設へ泊まった。チェックインもアウトも自由なのと、温泉でゆったりできるのがいい。ただ、回りの音や人の声が気になったのと、空調の加減か夜中に暑かったのがたまに傷。雰囲気はフェリーの三等寝室に似ているな。そんなことを考えているうちにいつの間にか眠っていた。
※メイン写真は、浦山ダムの堰堤から北を眺めたところです
秩父神社と秩父まつり会館
観光地の施設に入ることはあまりないのですが、案内していただいたので、良い機会と行ってみました。
左上)秩父神社の社殿の彫り物 この龍が有名なのだとか
左下)まつり会館に飾ってあった山車のレプリカ
スポット詳細情報