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一本桜を見に飯田へ〜キャリイとグラディウスのランデヴー

甲信越エリア(長野県) カテゴリ:自然
2018-04-02 23:25:52 走行日:2018-04-01〜2018-04-01
グー!(47)

今年の冬は雪が多かったが、なぜか桜の開花が早い。
先週一週間で、あっという間に咲いて散り始めている。
お隣長野県でも、いつもよりも早目に咲いているとの便りに、花見ツーと洒落込むことにした。

めざすは南信の飯田市。今日はオフで暇をしているという息子とデートだ。
グラディウスとキャリイの組み合わせは奇妙だが、彼に道案内してもらった方が効率がいい。

先日のしだれ桜見物で「桜を見るなら朝早めに」とアドバイスいただいたので、8時半に息子のアパートへ。
さすがに6時台に走ると山はまだ寒い。
今回は下道を使ったが、治部坂峠までの気温は4〜6℃だったのでヒーテックを活用した。暖かさが嬉しい。
飯田へ着くと、少し時間があったので天竜峡に寄ってみた。
といっても走りすぎただけ。桜は見頃で、きっとこのあと混むことだろう。

アパートへ着くと、バイクの音を聞きつけて直ぐに出てきた。
息子に先導してもらい、先ずは毛賀くよとのシダレザクラへ。
わかりづらい住宅地にあるうえに、道が狭い。
バイクなら止める場所があるが車は厳しい。息子が車を止めに行っている間に写真をパチパチ。
ちょうど見頃で、枝のしだれ具合が素晴らしい桜だった。
早めに出たのが幸いし、人はいたもののバイクとの写真も撮れた。

お次は、少し離れたところへ。どこという目印がない畑の中の桜を見る。
バイクは適当に空地へ止めたが、砂利道しかないので注意が必要だ。
そこから歩いて元善光寺と麻績神社の舞台桜へ。
「飯田の花見で一番混む場所だよ」と言われたとおり、観光バスまで来ていた。
それでも何とか写真を撮り、せっかくなので元善光寺にお参りする。

長野市の善光寺と同じように『戒壇巡り』があったのでやってみた。
真っ暗というか、真の暗闇。息子が先に歩いたが、本当に何も見えない。手すりがなければ立ち往生間違いなしだ。
ちょっとドキドキしながら、出口の明かりが見えた時はホッとした。
バイクを止めた場所まで戻る道すがら、名もなき桜たちも写真に収める。

お次は、昨年の大河ドラマでも有名になった『松源寺』へ。直虎が幼い頃に預けられていたという場所だそうだ。
「こんなところに浜松ナンバーの観光バスが来ていたから何事かと思った」と言っていたが、やはりご当地の関心が高いのだろう。
隣の松岡城跡は、四重の堀がある立派な城だったようだ。
伊那谷を見下ろすロケーションが素晴らしいが、あいにく春霞で山は霞んでいた。

さて、少し早いがお昼にしよう。これまた息子のおすすめのラーメン店へ。
おすすめのまぜそばをいただく。麺はもっちり。味はこってりしているようでいて胃にもたれない。
辛さは自分でプラスする。子連れが多いのが印象的なお店だった。

食べ終わると、「近くに滝があるよ」という言葉に、見に行くことにした。
ちょっと道が良くないと言われ息子の車に便乗。
言われるほどの路面でもなかったが、水が流れていたので車の方がありがたい。
山道を上り、駐車場へ止めて最後は徒歩。
「上から見ると迫力あるよ」と聞いて楽しみにしていたのに、立ち入り禁止だった。
でも、下から見ても巾10m、高さ50mという立派な滝は迫力がある。
近づいて写真をと思ったが、水しぶきがすごくて近寄れなかった。残念。

ご飯を食べて、少し歩いて車に揺られたら眠くなった。
知らずのうちにウトウト。昼寝ができるので車は便利だ。
「どうする? 帰る?」と聞かれ時計を見るとまだ2時を回ったところだった。
せっかくだから、もう少しどこかへ行きたい。
すると、パノラマロケーションが素晴らしい峠があるというので、そこへ行くことに。

ところが、ここへ行く道が先ほどの滝以上に凄い道で、落ち葉、落石、なんでもあり。
道がわからないので息子に先導してもらったが、道が狭いため超ゆっくりなのも重なりかなりヒヤヒヤ。
空が近くなってきて、頂上に近づいてきたのがわかる。
そろそろかと思った時、左手に看板が現れた。この急坂を上るの?と思ったら、右手に駐車場があった。
車とバイクを止め、歩いて頂上へ。

確かに360℃見渡せるパノラマロケーションが広がっていた。
ただし、花粉で全体に霞がかかったように見え、南アルプスもぼんやり、中央アルプスに至っては雪山があるような・・・というレベル。
それでも、一本杉ならぬ一本の白樺がポツンと立つ頂上にある東屋のベンチに横になると、なんとも気持ちいい。

どこかからチャイムのような放送が聞こえた。もう3時?そろそろ帰らなくちゃ。

幸いなことに、ここはしっかり電波が通じた。スマホの地図でルートを確認し、ここで別れることにした。
今度は私が先にスタート。一度通った道なので、枯葉や砂などの危険個所がわかるのは助かる。
スイスイと降りたあと行きとは違う道へ入ると、地図で見たよりも道が荒れている上に分岐も多い。
勘で走り何とか目指すK64へ戻った。

ここからは快適ロード。R153は高台にあるので適当に走っても間違えずに済む。
ペースよく走る車の流れに乗って、予定よりも早く5時半過ぎに帰宅した。


今回も無事故無違反、無転倒でした。

走行距離 約320km
燃費 26.3km/L
本日のレギュラーガソリン 125円/L

※メイン写真は、天竜峡の近くの桜と

飯田線

偶然、列車が来たのでパチリ

レトロな車両だったら良かったな〜

毛賀くよとのシダレザクラ

見事に満開!

それにしても道が狭い・・(^^;

バイクを止めて撮るのもためらわれました

高台に咲くシダレザクラといいちこ櫻

上)2年前にも見に来た高台の桜
あの時は、空気が澄んでいて南アルプスが見えたのに、今回は霞んでいてダメでした(TT)

下)いいちこ櫻
引きがなくて全体が入りませんでしたが、黄色いレンギョウの花も咲いていてのどかです。

麻績の舞台桜と元善光寺

見事な桜ですね〜
飯田市で一番人が来るというのも頷けます。

元善光寺は、息子も初めてお参りしたそうです。

丘の上の桜

歩いていたら見かけたので、空をバックに撮ってみました。

松源寺と桜

なぜか飯田周辺には有名な一本桜が多いそうですが、そこまで有名じゃなくても、立派な桜がたくさんあります。

ここ松源寺は、昨年の大河ドラマ『女城主 直虎』の直虎が幼い頃に預けられていたお寺だそうです。

まぜそば〜

お昼は、息子お薦めのまぜそばを。

地元では有名なお店だそうで、11時開店の少し後に行きましたが、ほぼ満席でした。


不動滝

この辺りには小さな滝が幾つもありました。

さすがにこの滝は立派でしたよ。
マイナスイオンがたっぷり(^^)v

360℃のパノラマロケーションが見える

天気が良ければ360℃のパノラマロケーションが望めるという地蔵峠

上)ポツンと立つ白樺がなんとも言えません

下)うっすら雪山が・・・見えますか? 南アルプスです。

その他いろいろ〜

左上)松岡城跡で伊那谷を眺める息子

左下)本日の参加車2台(^^)

中)らーめんじゃげな高森店

右)面白い看板があったので^^


スポット詳細情報

  • 毛賀くよとのシダレザクラ
  • 住所:飯田市毛賀くよとのシダレザクラ

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