甲信越エリア（長野県） カテゴリ：その他
2017-08-22 20:25:01 走行日：2017-08-19〜2017-08-20
グー！（60）
少し前にキャンプツーのお誘いを受けたが、いきなりの大人数はちょっと…と、気後れしてお断りしてしまった。でも、やっぱり楽しそう。私もできるようになりたいな。
そんな折り、何度か富士山ツーでお世話になっているブロス友のＢさんがレクチャーしてくださることに。前月、黒部ダムへご一緒したＲさんも加わり、３人でのキャンプツーをすることになった。
ところがこのところの悪天候で、予定しているキャンプ場の天気が思わしくない。『降水確率が40%を越えたら中止』というのが、マスツーの目安。ましてやキャンプツーだ。
毎日のように天気予報をチェックするが、サイトによって差があり、40〜60%の中に20%というところも。ならば『私がＢさんと走ると、必ず晴れて暑くなる』というジンクス(過去6回の実績)を信じて決行することになった。
奇しくも日程はバイクの日である８月19日。
諏訪インター近くのガストに８時集合とゆっくり目。２時間半あれば余裕で着くと思ったが、念のため５時に出発。これが効を成した。
実は前日の大雨で、瑞浪と恵那インターの間で土砂崩れがあり通行止めになっていたのだ。前夜はニュースも見ずに寝てしまったので、当日の朝インターの入り口で見るまで知らなかった。
どうする？ 瑞浪は渋滞するかも…土岐で下りるか…などと考えたが、早朝なので大丈夫だろうと瑞浪インターまで走る。幸い渋滞は無かったが、国道を走るので時間がかかる。
恵那インター入口は渋滞していた。土曜日なのでトラックが多いのもある。私は、遅れそうなら連絡すればいいかと気楽なものだが、仕事の人は大変だ。心の中でエールを送る。
高速に乗ると、当然走っている車はゼロ。これ幸いと速度を上げる。伊那谷は、雨ではなかったが霧が出ていてシールドが濡れた。満載の荷物も、ずれたりしないかと気になり途中2回休憩をしたが、集合時間には十分間に合った。
Ｒさんとは前月お会いしたが、Ｂさんとは10ヶ月ぶりだ。お久しぶりの挨拶をして、先ずは腹ごしらえ。朝食をとりながらルートや時間を打ち合わせる。外は曇り空。でも、やはりビーナスラインは走りたい。９時半過ぎにゆっくり出発。
船頭はＢさん。Ｒ20からＫ40で霧の駅を目指す。遅い４輪をパスして気持ちよく走る。
霧の駅へ着くと、さすがに雲ひとつない青空とまではいかなかったが、晴れ間も覗く爽やかな天気。やっぱり私たちのパワーかな。
そこから白樺湖方面へ向かう。ここは景色を楽しむためにゆったりと走る。展望台に止めて撮影タイム。白樺湖から蓼科へ。ここも快走。そしてＲ299で麦草峠へ。
追い越し可のところで４輪をパスしながら国道最高地点No.２、標高2127ｍの麦草峠へ到着。道路の端へ止めてパチリ。
この道はリターン前に走ったきりでほとんど記憶に無かったが、クマザサに覆われたイメージだけ残っていた。峠を越えるとそのイメージの場所に出た。覚えているものなんだな。
『白駒の池』というのが観光地らしく、対向車線は駐車場へ入るための渋滞ができていたが、パスして先へ。メルヘン街道という名前の由来は定かではないが、クネクネを楽しめるライダー好みの道ではある。
松原湖へ下りる道との分岐点で休憩し、季節限定の山ブドウソフトをいただく。シャーベット状の甘酸っぱい味が爽やかだ。
Ｒ299で山を下りＲ141を左折。しかしここまで来ると、標高700m以上あるのに暑い。車も多く流れが悪いのも暑さに輪をかける。複線になるまでじっと我慢。走りながら、私たちが走ってきた方向を見ると雲がかかっていた。逆に、先ほどまで見えなかった前方の浅間山は全容を表している。何だか出来すぎの気もする。
中部横断自動車道の無料区間を通り、次の目的地パティオへ。魔女さんにもお会いでき、初めてライダーズセットを注文。カレーが美味しい。デザートのアイスも火照った体に嬉しい。ここでもう１人ブロス友に会えるかなと思ったが、あいにく今日は来れないとのこと。
話しながら雲行きを見ていたが、いつの間にか浅間山はすっかり雲の中へ。今日のキャンプ地の草津温泉へは軽井沢を通るルートが近いが、せっかくなら気持ちよく走りたい。ならばと私が先導して、GWに走った湯の丸スキー場を抜けるＫ94をチョイス。
これが大当たりで、前に数台いた車も譲ってくれ、クネクネを堪能できた。Ｒ144は遅いトラックに追従を余儀なくされたが、Ｋ59も先行車なしで快走。キャベツ畑の中を走り、R292を左折してあっという間に道の駅『草津 運動茶屋公園』へ到着。
ここからは、Ｂさんに船頭を交代してキャンプ場へ。サイトは半分ほど埋まっていた。ライダーの先客は１人。年に一度、奥様と子ども抜きのソロキャンプツーを楽しませてもらっているという群馬のハーレーライダーだった。
お隣のサイトを借り、初めてのテント設営に四苦八苦しつつも何とか完了。
設営している時に、今日初めての雨がポツポツ落ちてきたが、ポツポツで済んだ。降水確率40%はどこへ行ったのだろうと思うくらい、雨に当たらずに済んだ。
お次はＲさんの出番だ。彼が船頭して草津温泉街へ。バイクを止めて温泉街を歩く。湯畑の回りは観光客で一杯だった。ライトアップされた湯畑は幻想的で美しい。
その横にあるおすすめの無料浴場へ入る。時間を待ち合わせて中へ入ると、先客は１人だけ。「熱い〜」と言う彼女もここは初めてで、「かけ湯をして、体が慣れたら湯船に入るといいですよ」と教えてくださった。
熱い方が48℃、温い方でも44℃というだけあって確かに熱い。かけ湯だけでも飛び上がりそうだ。そのうちに少しずつ慣れてきて、先ずは温めの方へザブン。酸性湯で足がピリピリする。５秒で限界。アチチと湯船から出る。またかけ湯をして…の繰り返しで、熱い方にも何とか５秒入れた。
のぼせる前に退散。待ち合わせまでは時間があったので、ベンチに腰かけて涼む。先ほどの女性が出てきて、同様に男湯のご主人を待つというのでお喋り。盆休みは雨続きでどこにも行けなかったから、埼玉から日帰りで来たという。気をつけてと見送り、時計を見るがまだ出てこない。
中で倒れていないかと心配になった頃、お２人が出てきた。「いやぁ〜、いい湯だった」と、あの熱い湯船に５分も浸かっていたというからと言うから驚きだ。
歩きながらコンビニで飲み物を買い、腰かけて休憩。汗が引いたところでバイクへ戻り、お酒を買ってキャンプ場へ戻る。
ところが、さあ飲もうかという段になり雨が降りだした。なぜ今？と残念に思ったが、走っている時に降られなかっただけでもラッキーと思うことにし、各々のテントで雨音を聞きながら眠りについた。
走行距離 約370km
燃費 26.1km/L
本日のガソリン
137円/L(諏訪/ハイオク)、132円/L(草津温泉/レギュラー)
※メイン写真は、国道最高地点ナンバー２の麦草峠にて
霧の駅にて
下から見た時は雲がかかっていましたが、ちゃんと晴れてきました。
さすがに見晴らしは今一つ。
ビーナスラインをのんびりと・・・
今回は、後ろにいたＲさんが走行中の写真を撮ってくださいました。
気持ちいい〜
ビーナスライン途中の展望台で
せっかくだからみんなで写真を。
今回はリモコンを用意したので、全員そろっての写真が撮れました(^^)
メルヘン街道で休憩
麦草峠から下る途中でソフトタイム。
雲は多いけどちゃんと晴れ間ものぞいています。
パティオへ到着！
初めてライダーズセットを食べました(^^)
デザートのアイスも美味しかった〜
こちらからの差し入れも一緒にパチリ。
嬬恋村のキャベツ畑〜
浅間山は雲に隠れてしまったので、キャベツ畑を。
走っていると、キャベツのにおいがして面白いです。
快走、快走、いい気持ち
木立の中を走るのは、涼しくて気持ちいいですね。
草津高原のキャンプ場にてテント設営
ちょっと遅く着いたので、私たちが一番最後かな？
広いから邪魔にならずに済んで良かったです。
高原は涼しくて快適。この時、道の駅の表示は20℃でした。
夜は18℃の表示。雨でさらに下がった気が・・・
草津温泉の湯畑のライトアップ
幻想的な雰囲気ですね〜
この周りには観光客がたくさんいましたよ。
宿泊される方は浴衣で歩いているので、よい雰囲気でした。
草津温泉
上）湯畑を別のアングルから
下）入った無料浴場 ほんとに熱かった(^^;
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