北海道エリア(北海道) カテゴリ:自然
2018-09-30 14:22:17 走行日:2018-09-25〜2018-09-28
グー!(23)
秋の北海道ツーリング 2日目 (メインの写真は納沙布岬のマリンタワーから撮影)
朝になり、部屋の窓のカーテンを開けるとどんよりとした曇り空。天気予報では、傘マークはあるものの、降水確率はそれほど高くは無く、びしょ濡れになる心配はなさそう。
食堂で朝ご飯を食べて準備をし、7時過ぎに厚岸を出発する。
まずは、北太平洋シーサイドラインを走って霧多布岬に向かう。早朝とあってすれ違うクルマもほとんど無く、ほぼ貸し切り状態。右手に太平洋を見ながら東進していく。途中、琵琶瀬の展望所に立ち寄り、霧多布湿原の壮大な景色をカメラに納めておく。
霧多布岬には8時過ぎに到着。展望所から、これから向かう納沙布岬を見ることができた。駐車場に戻ってスマホナビをセットしていると、あとからやってきた八王子ナンバーのニンジャ250のライダーと挨拶。自分のバイクをかっこいいと褒められたが、内心では「うそつけ〜」と思ってしまう辺り、立派な鈴菌保菌者のようである(^^;)。
初田牛から北に向かい、R44と合流して一路納沙布岬へ。根室市内を抜けて本土最東端のガソリンスタンドで給油する予定だったが、ナビを間違えてひとつ手前のエネオスで補給してしまう痛恨のミス!! でも給油したからといって記念品がもらえるわけでは無いようなのでまあ気にしない。
納沙布岬には10時過ぎに到着。あいにく灯台付近は工事中で近寄れず、サンマ丼で有名な鈴木食堂は営業中だけれどもお昼ご飯にはちょっと早いのでパス。マリンタワーの展望台に昇って最東端の景色を堪能する。それにしても北方領土の近さにあらためて驚かされる。ここでも昆布漁が行われていてたくさんの小舟が沖に出て昆布を取っていた。
根室半島を反時計回りに周り、R44で厚床まで戻る途中、道の駅 スワン44ねむろに寄り、根室名物のエスカロップ(ご飯の上にとんかつを載せてその上にデミグラソースをかけたもの)を頂く。ホントは根室市内で食べたかったけど、まあ美味しいのでよしとする。
野付半島までR244で北上する。右手に海を見ながら進んでいくと、右前方に野付半島が見えてくる。標津の手前で右に曲がり、道道950で今度は南東に向かう。この道は、さながら海に伸びる海中道路のような風景で、道の左右には海が拡がり、さらには国後島がすぐ近くにはっきり見える。
突端まで行き、引き返してネイチャーセンターまで戻ってくると、突然先方にエゾシカが!! バイクを停めて見ると3頭のエゾシカが、こちらの存在にも目もくれず草を食んでいた。
野付半島から、次の目的地である知床半島を見てみると、雨がしっかり降っている模様。スマホで雨雲レーダーを見てみると、それほど強いものでは無いらしい。が、この先待っているのは峠のクネクネ道。完全ウエットの路面では神経を使うし、何より景色が望めないので、急遽予定を変更し、ショートカットで斜里に向かうことにする。
途中、道の看板に開陽台の表示があるのを見つけ、R244から道道975に入り、開陽台へ向かうことにする。1時間弱で到着し、展望台に登ってみる。ここからの眺めは素晴らしく、眼下に広がる根釧台地を見渡すことができた。景色を堪能したあとは下のレストランで、はちみつソフトを頂く(^^)。
開陽台を出て、再びR244に戻り、斜里へ向かう。目的地は斜里の”天まで続く道”。到着したのはかなり日が傾いた時間で焦っていたのか、斜めになった駐車場にバランスを崩して痛恨の立ちゴケ!! 幸いスライダーとタンデムステップが削れたぐらいでダメージは軽微だったが、久々の立ちゴケにテンションはだだ下がり(T_T)。とりあえずバイクを停めて写真を撮り、逃げるように、本日の宿泊先である網走のホテルに向かう。
網走には17時過ぎに到着。ホテル近くのガソリンスタンドでガソリンを入れ、ホテルにチェックイン。夜は旧知の親友と合流し、今が旬のサンマづくしの料理を堪能して本日は終了。
というわけで、2日目の走行距離は約440キロ。いよいよ明日で最終日。天気が回復してくれることを願うばかり・・・
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