北海道エリア(北海道) カテゴリ:自然
2018-09-30 21:21:23 走行日:2018-09-18〜2018-09-28
グー!(28)
秋の北海道ツーリング 3日目
朝になって宿泊先のホテルの窓を開けると、外はどんより曇り空。路面は完全にウエット状態。テレビで天気予報を確認すると、内陸部には晴れマークもある。しっかり着込み、カッパを着用してホテルを6時過ぎに出発。
まずは、知人に教えてもらった網走刑務所の前で写真を撮るため、グーグル先生にナビをしてもらうがぐるぐる回るだけで全く到着する気配が無い(T_T)。あきらめてR39→道道249→R243美幌国道に出て、美幌峠に向かう。
美幌峠展望台には7時過ぎに到着。誰も居ない駐車場にバイクを停めて展望台へ。雨上がりのおかげで見通しが良く、眼下には美しい屈斜路湖を見ることができた。ここでモーニングコーヒーを飲み、次の目的地、阿寒湖へ。
峠を下ってR241で阿寒湖へ向かうが、標高の高いところを通るため、霧雨が降り出して見通しが悪い。路面は濡れている上に、対向車線からは結構な数の観光バスが来るため、慎重にカーブを曲がっていく。R241からは阿寒湖はほとんど見えず、寒さで身体が冷え切っていたので、コンビニに寄って休憩。味噌汁とおにぎりで一息つく。
R241足寄国道を西進していくと、路面がだんだん乾いてきて、前方には晴れ間も見えてくる。浮かれ気分で走っていると、対向車線でSUVがハザードを点けて停車中だった。近づいてみると、クルマの前には血を流した大きなエゾシカが横たわっており、どうやら飛び出したエゾシカとぶつかったらしい。気を引き締めて足寄に向かう。
10時近くに足寄に到着。道の駅 足寄で休憩する。 あの有名な歌手の出身地だけあって、建物の前には歌碑があり、建物の中には記念撮影ができるコーナーまであった(^^)。
ナイタイ高原には11半頃に到着。開陽台からの眺めも良かったが、こちらも負けず劣らずの風景が眼下に広がっていた。ちょうどお昼時だったので、仮設レストハウスで十勝ビーフカレーを注文。麓では通り雨が降っているようなので、ゆっくりカレーを食べて出発。
道道337を南下し、時間節約のため、音更帯広ICから占冠ICまで高速道路を利用する。占冠ICを降りてR237で、次の目的地、平取町の二風谷ダムへ向かう。ここにはアイヌの民俗資料館が有り、地震直後は停電の影響で閉館していたが、現在は通常営業していた。さすがに平日だけあって園内にはほとんど人影は無く、資料館はほぼ貸し切り状態で見ることができた。
17時近くに成り、鵡川でお土産を買うために、鵡川の道の駅に向かう。途中厚真の近くを通ったが、あちこちの山肌に土砂崩れの生々しい傷跡が有り、地震の揺れの激しさを物語っていた。16時半に鵡川の道の駅に到着。建物の外の路面や歩道は波打っており、館内は未だ避難所があるようだったが、売店は通常営業しており、復興の一助となればとわずかではあるが、買い物させていただいた。
フェリーの出航時刻は21:15。 だがバイクは1時間半前には乗船手続きを終わらせる必要があるため、鵡川から苫小牧に向かい、FT近くのスーパー銭湯に立ち寄り、湯船に入って疲れた身体をゆっくりほぐしていく。お風呂に入ったあとは晩ご飯。近くの定食屋でジンギスカン定食を注文。会計の時、レジのおばちゃんに「また北海道に来る?」と聞かれ、ええ必ずと答えると有効期限の無い50円引きの割引券をくれた。また来年も来るからね、と心に誓いFTへ。
窓口で往路の乗船券を提示すると、北海道胆振東部地震の復興支援の一助として復路の料金が2割引になるので、忘れずに提示して手続き完了。
予定時刻通り、苫小牧港を出港し、一路八戸へ。早めに寝ようとするが外海に出た途端、結構な揺れでなかなか寝付けず。結局あまり眠れないまま、早朝4時半に到着。そこからR4で青森の自宅に向かい、7時過ぎに無事到着。総走行距離約1400キロの秋の北海道ツーリングが無事終了となった。
天気のおかげで回れなかったところもあったが、おおむねプラン通り走ることができ、何より雄大な北海道を満喫することができた。来年もしっかりプランニングして、もう少し暖かい時期にまた訪れることにしよう(^^)。
使ったガソリン 約45リッター
平均燃費 約30キロ/リットル
スポット詳細情報