甲信越エリア（長野県） カテゴリ：カフェ・喫茶店
2021-10-09 16:29:42 走行日：2021-10-03〜2021-10-03
グー！（29）
最高の夕陽が海に消えて今年のＳＳＴＲは幕を閉じた。その日の宿泊は富山の高岡の街に宿を取った。本来ならゴール近辺に宿泊し、ライダーに向けたサービスを受けるのが良いのだろうが、自分には翌日に行きたい場所があった。そこへ行くには出来るだけ東で泊まりたかったのだ。宿泊したのはアパホテル高岡駅前。食事をしてからフロントへ行くと駐輪場は満車で400ｍ離れた駅前の駐車場に入れてこいと言う。行くと他にもＳＳＴＲのゼッケンを貼ったバイクが駐輪してた。 宿に入るともう何もする気が起きず、とりあえず入浴してしばらくして涼んだら速攻で寝ることにした。翌朝も日の出前には宿を出るつもりだった。11時過ぎにベッドに入る。すぐに寝付いたと思うのだがその後何度も目が覚める。寝れないのだ、騒音がすごくて。その騒音、すぐそばの線路を走る列車の音だった。確かに駅前で便利は良いだろうが線路に近すぎて貨物列車なんかが通ると長時間ガタンゴトンを聞かされる。少し寝不足気味のまま5時過ぎには宿を出る。
去年の8月末、行く行く詐欺になりかけた佐久市のカフェ「ｔｉｎｏ」。「また来年来まねす」そう言って帰ったのに予定していた春には行けず、夏も緊急事態宣言のために越境規制。行けるとしたら今回がラストチャンスと思い、帰りにｔｉｎｏへ寄ることにしたのだ。計画段階でざっと考えても700Kmオーバーで帰りは遅くなる。高速料金の割引が無いので出来るだけ高速不使用で行きたい。そこで王道ではあるがＲ４１〜奥飛騨〜Ｒ１５８で松本へ抜けるルートを選択。朝が早けりゃ混まないとの目算だ。 目論み通り、富山の街中もスイスイと抜けて４１号へ入いり標高を上げていく。が、ここでもヤラカシが。山の気温をなめていた。今回の服装は厚手の長袖シャツにＴシャツを重ね着し、その上はメッシュジャケットだった。朝の温度が２０度ほどだったが南に行くにつれて下がって行って歯がガチガチなりだした。バイクの温度計は１２度、Ｒ４７１の分岐にある道の駅スカイドーム神岡でウインドブレーカーを着足したが安房トンネルを抜けた辺りではついに10度を割って8.5度に。ここで銀ちゃんのグリップヒーターが初動作したｗ 松本の街に降りてきてやっと一息ついたがこのままビーナスに上がるのは体力的に無謀でかつ、帰る時間の確保も考えビーナスを回避してそのままｔｉｎｏへ向かった。
ｔｉｎｏ到着は10時過ぎ、朝から食べたのはそよ風さんにいただいた飴のみ。ここでモーニングするために抜いて来たんだもんねぇ〜♪ お店に入るとお客さんは自分一人。ベーグルのモーニング（チーズ抜）をお願いしてしばらくすると魔女さんが顔を出してくれた。お久しぶり〜＾＾ ＳＳＴＲの帰りに寄ったけど、寒くて死にそうだったと話すと「この時期に信州にメッシュで来るのは馬鹿者です」とお説教を喰らってしまった(笑) 本当はもう1日休みを貰って青ちゃんさんとも会いたかったけど、とにかく帰る時間を確保しなきゃと思ってたのでモーニングを頂いたら速攻でおいとました。 さて、あとはどこまで高速代をケチって下道を行くか？ ビーナス方向へは多くのバイクと観光客の車がどんどん向かっている。こりゃ渋滞必至だ。ならばメルヘン街道ことＲ２９９でどうだ？ そんなに混まないだろうと無料の高速で八千穂まで行ったがこれが当りで、交通量も少なくて車に追いついてもすぐに譲ってもらえ快適に諏訪まで出れた。もうこの辺で限界だろうと諏訪から中央道に乗り、あとは自宅へ只々高速を走るだけ。途中渋滞するかもしれないと予想していた小牧でもスムースに名神に乗り継げて快調に帰路についた。 ところがここでもう一つヤラカシをしてしまう。竜王辺りで給油警告灯が点灯したのでこの先の大津ＳＡで給油しようと考えていたが、「大津〜京都北・渋滞」との表示を見てふっと京滋バイパスに入ってしまったのだ。気が付いた時にはもう遅い。この先高速上で給油出来るのは吹田ＳＡか宝塚ＳＡ、ナビに表示されている距離とディスプレイに表示された予想残り走行可能距離をにらめっこしつつ、燃費走行が可能と思われる新名神の宝塚ＳＡを目指すことにした。ＳＡまでの残り距離数とディスプレイに表示される走行可能距離をハラハラドキドキしながらアクセルを握りしめ、あとＳＡまで２Kmの案内看板を見たと思った途端、ディスプレイ表示は何も映らなくなった。果たしてガス欠せずにたどりつけるのか？！ 結局おかげさまで何とか止まらずにＧＳまで辿り着けた＾＾ ここで満タンにすれば残りがリットルだったか知ることが出来たが、あまりのハイオクの値段の高さに自宅近くまで帰り着くことが出来る３リットルだけ給油した。ほっとしたので最後の休憩をしていこうとＳＡにも立ち寄った。駐輪場の隣にはＳＳＴＲのゼッケンを貼ったセローが停まっていた。オーナーさんに「お疲れ様でした！」と声を掛けるとともにナンバーを見るとなんと「佐世保」ナンバー(ﾟдﾟ)！ 思わず「どこかで泊まるんですよね？」と聞くと自分よりも先輩と思われるそのオーナー「ああ、泊まろうかとも思うけど恐らく夜中の１時か２時には帰れそう」とおっしゃる… 世には超人が沢山おられますな(￣▽￣) 「どうぞ居眠りに気をつけて〜♪」とエールを送り自分は３０分ほど走り自宅駐輪場に19：00頃に帰還しました。 いつもならたくさん寄り道して午前様寸前に帰宅なんてことが多かったですが、家で晩御飯が食べられるほどの時間に帰って来るなんて大人になりました、私も（爆）
今年のＳＳＴＲはコロナ禍で開催自体も危ぶまれましたが、こうして楽し旅を終えることが出来ました。心はすでに次の旅、来年のＳＳＴＲへと向かってます。さてさて、来年は腐れ縁も復活することでしょう。崖崩れで通れなかった酷道リベンジでも考えましょうか？ ”To be Continue”(^O^)／
復路走行距離 711.1Km 総走行距離 1216.2Km ※平均燃費についてはガス欠騒ぎで計測不能でした^^;
※メイン写真 メルヘン街道最高点 麦草峠
2日目も日の出を見ました。
高岡の街を走りだしてしばらくすると広い畑の向こうから朝日が顔を出してきました。何とも美しいと止まって眺めてると少し先で望遠レンズのカメラで撮影している人が居ました。そうだよね〜、これは感動だ＾＾
道の駅スカイドーム神岡
とにかく寒くて寒くて緊急停止をしました。ポール星人の罠にはまったウルトラセブンが復活したように太陽の光を浴びて体に熱を入れました。しかし、寒さはその先で最高潮（最低温）を迎えます。
ホント、メッシュジャケットはアカンやつでした((+_+))
パンと喫茶 tino
1年と1か月振りの訪問です。
もうすでにホームグランド的な気持ちになりますね♪ 今年もやって来ることが出来て良かったです。出来ればランチもと思いますが、そうすると帰りは恐らく午前様？
ベーグルサンドのモーニング
野菜たっぷり、半熟卵が嬉しい一品。ボリューム満点なので朝飯抜いてきた甲斐がありました＾＾
本当はチーズも挟まってるはずですけど溶けてないチーズが苦手なので抜いてもらいました。注文の多い客で申し訳ございません^^;
ツルヤ 佐久中央店
ツーリングのお土産を買うのは観光地の土産物屋かＳＡなどが多いと思いますが、地元のスーパーも侮れないのです。こちらのツルヤさんも信州独自のお土産を安価で購入することが出来ますよ。(詳細は以下で）
駒ヶ根ソースかつ丼
お昼ご飯は駒ヶ岳SAでいただきました。距離の関係から本場のお店で食べることが叶わないので今回はＳＡのフードコートです。う〜ん、普通だｗ
最後の補給
ガソリン給油後、人間にも最後の補給です。この旅初ソフト。バニラソフトを注文したらこれが出てきて「450円です」と請求される。高くね？と思いメニューを見るとこれは特選ソフトの様で、ノーマルは380円だった。70円の差は良くわかんないなぁｗ
ツルヤで買ったお土産
ツルヤオリジナル商品は信州感があってスーパーの商品であってもお土産としても充分です。何といっても現地でなきゃ買えませんし。桃のゼリーはセールで1袋99円。会社のお土産に大量購入してもかさばらず、味も美味しく、支店の女子からのオサーンの株が上がりました＾＾
オリジナルのリンゴバターとかで嫁さまからの株も上がりましたよぉ〜
そよ風姫の玉手箱
福知山でお会いした際に「腐るものじゃないので帰って開けてくださいね」とちょうだいした謎(笑)の箱。包みを開けると出て来たのは舞鶴海軍カレーのレトルトパック。前日に大衆カレーを食べて、晩御飯にカレーが被ってると日記でお知りになった様で、渡すときに「カレーかぶりだわｗｗｗ」と思われたようです。レトルトカレー大好きの息子に奪われぬよう心していただくことに致します。(￣▽￣)
おまけ
ゴールゲート前のブースで「海のごみゼロ大作戦 in 石川」のキャンペーン隊がスマホのキャンペーンページを表示させるとくじ引きをさせてくれるのでチャレンジするとコロンと出て来たのが青い玉。「おめでとうございます、カレー当たりました」とおねいさんが言うので思わず「やった！」と大声出してガッツポーズ。おねいさんにゲラゲラ笑われてしまいました。嗚呼、俺って小市民だぁ(・∀・)
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