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2019北海道ツーリング〜道内4日目:「何もない岬」とリベンジあれこれ〜

北海道エリア(北海道) カテゴリ:自然
2019-08-17 17:34:43 走行日:2019-07-30〜2019-07-30
グー!(29)

道内4日目の朝、前日のエアコンの無い宿と違って爽やかに目が覚める。今日の予定は帯広を南下して襟裳に至る黄金道路走行した後、道央南部を巡るつもり。 網走の宿で朝食付きにも関わらずパスして失敗したから今回はしっかりと宿で頂く。
宿を出て帯広広尾自動車道で南へ南へ。平日なので出勤する車で混雑するのもほんの一時、忠類の出口を出る頃には走っていたのは自分だけ。 広大だった平野がだんだんと狭くなって海が見えると「黄金道路」の入口。太平洋の荒波のすぐそばを通る断崖道路はその建設に莫大な費用がかかっており、大金が掛けられたという意味で黄金道路と言われる。 そんな道なのでほとんどが海沿いの近い切り立ったところとトンネルで構成されている。
特にトンネル内は一気に冬になったんじゃないのか?と思えるほどの冷たさ。
 そうやって訪れた襟裳岬。「♪襟裳の春は〜、何もない春です〜♪」 んー、夏も何も無かったです。とにかく白です、白! 相当な湿気で雨も降ってないのに全てがベタつく。早々に退散。
 次に向かったのは苫小牧港の「海の駅 ぷらっとみなと市場」 それにしても襟裳から日高町を通って苫小牧までの道は国道1本しかなく、この間は退屈この上なし。 苫小牧に着いたのはお昼も少し過ぎた頃、昼ご飯は以前に行ったことのある「マルトマ食堂」にしようと行ってみたら…、長蛇の列。ぷらっとの食堂に即変更(-_-;) そこでこの旅で1度も食べてない海鮮ものをと思い、海鮮丼を食べた後に自宅にメロンを探しに市場を回るが、お値段が思っているような金額で出ていない。やっぱり最終日にニセコの道の駅の物産館で買うとしよう。
 さて、飯も食ったしこの後は宿のある室蘭に行けば良いだけだが、時間が随分と余ってる。そこで、去年嫁さまと行って土砂降りに遭った支笏湖に行ってみることに。 去年は湖面に打ち付ける雨粒がまるで煙のように見えたが、今回はお天気で綺麗な湖の情景を楽しめた。う〜ん、アメフラシは嫁さまだったか?
 まだ時間があったので、R453〜D2でオロフレ峠を越えて登別に行ってみた。しかし、登別は大陸の人達が大量に訪れており、そこら中にウヨウヨ。間違えて通った山道の中にまで入り込んで居て、ろくに何も見ないまま後にした。仕方ないので早目の宿入りにする。宿に荷物を置いて身軽になったところで、ここに来た目的の一つ、室蘭港の夕陽を見学に出かけた。綺麗な夕陽が見れるという港入口の高台にある「祝津公園」へ。
夕陽までには少し間が有ったので展望台でのんびりしていると、坂の下から恰幅の良いTシャツ・半パン、カーリーのロン毛でミラーレスを抱えたお兄ちゃんが走ってきた。 どうやらこのお兄ちゃんも夕陽の写真を撮りに来た様子。その後他にもう一人やって来て、海に沈みゆく夕陽を眺めた。 カーリーヘアのお兄ちゃんが話しかけてきた。「あのバイクで来たんですか?」「そうですよ、神戸からです」どこからの旅行者か先に言ってると手間が省ける。 カーリーのお兄ちゃんは公園のすぐ近くに住んでるらしい。今日は帆船が来ているので夕陽との写真を撮りに来たらしい。 彼もバイク海苔、カワサキのTR250が愛車。ヴェル子なんぞ見たことがないそうだ。 丁度海面に出来た夕陽の道を1隻の船が横切る。最近出来た室蘭〜八戸航路のフェリーらしい。彼はバイクで道内から出たことはないと言う。このフェリーで一度本州に渡って見ようかなぁと。さすがにツーリング大国では北海道から出ていかなくても事足りるんだろうか?そのほか、室蘭の美味いものやお店の話を聞いて、日没と共に彼は帰っていった。 自分は工場夜景を撮りたいと思い、しばらく粘っていると、日没と共にどこからともなく薮蚊の軍団が総攻撃を仕掛けてきた。さすがに完全に暗くなるまで耐えることが出来ず退散した。
 そして、室蘭に来たもう一つの目的、カレーラーメンのリベンジだ。一昨年来たときに、閉店時間前にもかかわらず、目の前で暖簾を降ろされて入店拒否を食らったので、今回は是非ともこちらでカレーラーメンを食べて帰りたい。有名店「味の大王」には定休日の神様が降臨していたが、カーリーの兄ちゃんから聞いた店に行きしっかりと味わい、宿に戻った(この状況は日記で井之頭“三気筒“五郎さんがレポしてます♪)

メイン写真:祝津公園から港を眺める

ルートインの朝食

平日なので出張のリーマンで一杯の中、バイクウエアで冷たい視線を浴びながら朝食です。
無料の朝食の割には種類豊富で良かったです。
自分はパン食派ですが、ご飯系も充実してましたよ。(´▽`)

黄金道路、入口

以前に来た時の逆引です。今回は海側を走ります。
道路は断崖と海の間のほんの狭い部分を走るか、岩盤をくり貫いて作ったトンネルしかありません。
トンネル内は水が滲み出しており、路面はずるっといきそうで慎重に走ります。しかし、何といってもビックリするのはトンネル内の温度です。寒いうえにトンネルが長いので凍えそうになります。

襟裳岬

とにかく白いです。白い闇です。ホワイトアウト〜
バイクも数台来ていましたが、ちょっと岬の先まで行けば即退散です。

苫小牧港

船体に太陽のマークの船が入港してきました。
これから北の大地を駆け回るバイク海苔達を運んで来たのでしょうか?
自分の北の大地はあすで終了。ちょっとわびしくなりました。

海の駅 ぷらっとみなと市場「わがまま丼」

平日だし、お昼も過ぎてるからと甘い考えでマルトマ食堂に行って打ちのめされました(^。^;)
こちらではホッキ貝が有名ですが、マルトマでホッキカレーを食べたことがあるので、市場の食堂であるメニューが目に入ったこちらのお店で食べることにしました

令和丼(1500円)

こちらのお店のサービスメニューの様です。
ボタンエビ、ホッキ貝、鯛など海鮮が10種入ってます。ご飯が酢飯で自分好み。生ものは積極的に食べるほうでは無いですが、これは美味しく頂けました。エアコンが無くて汗をカキカキはこちらじゃデフォルトになっちゃいましたねぇ。(^^ゞ

支笏湖

これまで観光地には時間外に行っていたので駐車場代を払ったことはなかったのですが、ここで初出費。 駐車場代は公園整備に使うということなので良しとします。 
娘がここのスワンボートに乗りたいと言っていたので写真撮って送ってやりました。すると「イヤミか!」と返事が来ました。 こう言うところで嫁さまの遺伝子を受け継いだ子だと痛感します。(*_*)

大湯沼

時間調整で登別温泉まで来ましたが、そこら中に大陸の人が溢れてます。温泉街から大湯沼までの山道にも道いっぱいに広がって歩いていて危なくて仕方ない。こちらにも近くまで行くことなく、遠くから写真撮ってオサラバです。

夕陽の道を越える船

もう夕陽が海に沈んでいこうとする時、タイミングよく室蘭〜八戸航路のフェリーがやって来ました。
カーリーの兄さんはこれを知っていたようす。
これ見たら「あのフェリーで遠くへ行ってみたい」などと考えると思うのですが。
放浪癖があるのはツアラーだけでしょうかね。

室蘭の夜景未満(~_~;)

完全に暗くなってから写真を撮りたいと思ってましたが、とにかく蚊の攻撃がハンパない!
まるでイデオンに取り付くガタッカのよう。
全方位ミサイルも撃てないし、白兵戦をしてくれる乗組員もいませんのでソロシップ(ヴェル子)でスペースラナウェイしました(*_*)


スポット詳細情報

  • 祝津公園
  • 住所:北海道室蘭市祝津町3丁目4
  • URL:
  • 駐車:あり

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