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2016北海道ツーリング〜雨の激闘編〜上陸3日目・ホッキカレーとアイヌコタンの夜

北海道エリア(北海道) カテゴリ:自然
2016-08-11 01:05:50 走行日:2016-07-28〜2016-07-28
グー!(25)

少し間があきましたが、上陸3日目のレポートです。
大雨警報の中を濡れ鼠となって駆け抜けた翌朝、雨は小降りになったものの相変わらずの天候
ホテルの朝食サービスもコーヒー1杯にして出発です。 なぜなら、今回の楽しみの一つである「マルトマ食堂」のホッキカレーで朝ごはんだから。

 乾燥機にぶち込んだあと、防水スプレーをかけまくった雨具を着こみ、苫小牧の港に出発。 10分も走ればマルトマ食堂に到着です。 朝から行列のできる人気店だと聞いていましたが、さすがに大雨警報で暴風雨が降った翌朝で、バイクは自分だけで車の人もまばら、並ぶことなく店内へ。お店には有名人のサインが多く貼られ、同じくらいの数のメニューがありましたが、ここはブレることなくホッキカレーを注文です。 

 朝ごはんの後は大事な大事なお仕事、そう奥さまへのお土産、メロンを仕入れるべく、すぐ近くの「海の駅 ぷらっとみなと市場」に移動。 これまでメロンは富良野や夕張などの直売所をパスして、福原などのスーパーで買ってましたが、「影」が仕事で立ち寄ったここの「本田青果」さんのおばちゃんが目利きで美味いメロンを送ってくれると言うのです。
 おばちゃんに色々アドバイスをしてもらい、お安く夕張産のメロンを送ってもらいました。

 苫小牧を出るころには雨もパラパラ状態になり、カッパも乾いていい感じ。雨で出発を遅らせた分を解消するため、追分から道東道で一気に帯広へ。 いつもトマム辺りで雨にやられていましたが、今年は逆に雨の止み間を走ることが出来てちょいと得した気分(前日ひどい目に遭ってるから余計にそう思う)

 帯広での目的は「豚丼」だったのですが、なんせ朝からヘビーなカレーを食べてますので、ハーフサイズを味わい、天気がマシなうちにと、ナイタイ高原牧場へと向かいました。 しかし、今年の北海道はそんなに甘く無く、高原を駆けあがるにつれ、霧が出てきて、レストハウス辺りでは真っ白になり、絶景を拝むことはできませんでした。

 本日の温泉は、「芽登温泉」。 道道から未舗装の砂利道を3.7Km走った先にある『日本秘湯を守る会』に加盟する秘湯です。 雨で滑りやすい砂利道を慎重に走った先に立派な建物が見えてきます。先客のバイクが2台、F800GSは良いとしても,もう1台のR25は砂利道3.7kmは大変だったろうなぁ、と感心しました。
 ここのお風呂も「混浴」、ただし有料の湯浴着用だそうでした。(残念!!)

 その後の予定では三国峠へと向かうはずでしたが、雨雲レーダーをみると、北方面はきつい雨が降ってる様子なので、進路を東に振り、阿寒湖の温泉街の土産物屋さん兼民宿の「桐」さんに早めのチェックインをすることにしました。
途中、足寄の道の駅に立ち寄り、松山千春の資料館を見学し、明るいうちに宿入りしました。

 北海道ツーリングでは何度か阿寒湖に来ているのですが、これまで1度も湖面を見たことが無かったという事に気が付き、お風呂に入った後、夕闇の阿寒湖を見に行きました。 その間、多くの観光客とすれ違いましたが、ほとんどが日本語を話さない中華な人たちでした。 彼らは自分が泊まった1泊3500円の民宿の向かいにあるリゾートホテルに宿泊し、阿寒湖の見えるガラス張りのレストランで優雅に夕食してました。 自分が学生だったバブルな頃を今中華な人たちが味わってるのだなぁ〜としみじみ思っちゃいました。

 晩御飯はアイヌコタンの食堂で鹿肉を使った「野生丼」をいただき、 阿寒湖アイヌシアター〈イコロ〉で「イオマンテの火まつり」を鑑賞して宿に戻って就寝です。
 昨日ひどい目に遭った分、ドサ雨に降られることが無かっただけで幸せな1日だったなぁ〜と振り返りながら眠りに落ちたのですが、次の日、惨劇を味わおうとは夢にも思わなかったのです… (以下次回)

マルトマ食堂

ホテルを出る時間が遅かったのである程度行列覚悟でしたが、まったく心配なし。ブーム去ったのかな?
肝心のカレーですが、とにかく量が多い。
ご飯も具のホッキもこれでもかー!!とぶち込まれております。
次の豚丼のために残そうかとも思いましたが、卑しい育ちはノンブレーキ、たいらげました。(ゲップ)

海の駅 ぷらっとみなと市場でお買い物

市場内の本田青果さんで購入したメロンは夕張産ではありますが、いわゆる「夕張メロン」とは違う別の品種。 おばちゃん曰く、「夕張メロン」は手間暇かかる割には儲け少なく、ほとんど贈答用なんだとか。自分で食べるならと勧められた赤肉メロンは底まであまーく、おばちゃんの言うこと聞いて正解でした。
等級「特秀」を2玉で2500円でした。

ぶたいちのミックス丼(ハーフ)

朝にヘビー級のカレーを食ってますので、ハーフサイズを頂きました。
炭火で焼かれた豚は香ばしく、バラとロースのそれぞれを味わえて大変満足。
自分的にはホッキカレーよりもこちらが舌に合っておりまして、食べる量が逆だったと後悔しております。

ナイタイ高原牧場

ご覧のとおり真っ白で何も見えませんでした。
昨年、爆弾低気圧の猛攻に遭い、レストハウスが壊滅し、現在は仮設のプレハブで営業されておりました。

バニラ&かぼちゃソフト

壊滅したレストハウスの再建に貢献すべく、カレーと豚丼で満たされた胃にソフトクリームを投入
くしくもこれが今回初ソフト。
次に来るときは再建されたレストハウスの姿と晴れた絶景を拝めることを祈っております。

芽登温泉

現地に来るまでに苦労をするという意味で「秘湯」なのかな?って感じで、建物も温泉自体もなにやら近代的でした。
内湯の浴槽は源泉かけ流しってことで温度が高いようで、熱湯風呂みたく、ガマン大会の様相
「押すなよ、押すなよ、絶対に押すなよ!」

温泉民宿「桐」

お世話になった民宿です。ここのお風呂も露天風呂こそありませんが、「トドマツ」(おそ松さんじゃない)でできた浴槽で趣きがあってよい湯です。
やはり源泉かけ流しの熱湯風呂
「押すなよ、押すなよ、絶対に押すなよ!」
 部屋はさすがに値段なりですがオーナー夫妻は物腰優しく、宿泊者はお土産の割引販売があり、「影」はヒグマの爪を購入してました。

祝、初阿寒湖

誰も居ない観光船の桟橋は物悲しく、ホテルのレストランで豪華なディナーをしている中華な人々を見ていたらみじめになってきました。
ボンビーライダーは来てはならぬ場所だったのかもって気にさせられました( ノД`)

丸木船の野生丼

焼いた鹿肉と行者ニンニクを甘辛く炒め、卵を絡めて仕上げた丼ぶり
野菜の下に鹿肉がタップリ隠れていました。
後から入店したロシア人風の3人連れもあり得ない日本語で注文していたので、名物料理だったのかもしれないです。

アイヌコタンのフクロウの像

食事後に隣接のシアターで「イオマンテの火まつり」ショーを鑑賞しました。
観客も外国人が大勢で、出演者と一緒に踊る場面では楽しそうに出て行ってました。
こんな時、日本人ってシャイなんですよね〜(;´▽`A``


スポット詳細情報

  • マルトマ食堂
  • 住所:北海道苫小牧市汐見町1丁目1番13号
  • 電話:0144-36-2023
  • URL:http://marutoma-shokudo.com/
  • 休日:日曜・祝日
  • 駐車:あり

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