バイクに乗っている自分の姿って見たことあるか、‥(^。^)y-.。o○。
2022年09月15日 00:22 グー!(5)|コメント(2)
バイクは前に進むこと以外はほとんど人力という話はしたが、何をどうしてこうしてなんてことはほとんど考えてはいない。コーナリングもコーナーに入る際の速度は一応考えてはいるが、考えないと道路から飛び出したり反対車線に飛び出したり、滑ってひっくり返ったりするからねえ、あとは体が勝手に動いてコーナリングをしている。
四輪の場合はステアリングを回して回頭するが、電動パワーステアリング、古い車は油圧サーボか、を介しているのでバイクのように一体という意識はない。ちょっと回頭率が低いと「もうちょっと頑張れ」とバイクを抑えたり、勝手にバイクが立ち上がろうとすると「もうちょっと我慢せい」とバイクを押し止めたり、立ち上がりが遅いと「いい加減起きろ」とアクセルを開けるなんてこともある。
タイトなターンをする際はエンジンを吹かして思い切りバイクを倒し込んで半クラッチにしてビュンと曲がる。時々足を擦ることもある。まあでもこんなこともこれと言って考えることもなく体が勝手にやっている。
特に無茶もしないし格好つけるわけでもないが、バイクというのは不思議な乗り物でいつの間にか自分がバイクの一部になってセンサーのようにバイクの速度や道路の状況などを感知して体を動かしてバイクをコントロールしている。バイクは人馬一体なんてことはこんなところにあるんだろう。
ところで先日箱根を走った帰りにステンレスタンクを背負ったタンクローリーの後ろに着いた。ステンレスタンクのタンクローリーは追い越す際にバイクに乗った自分の姿が映るのでそれを見ていくことにしている。自分がバイクに乗ている姿なんてちょっと見られないからねえ。
ところが今回はバイクに乗った自分の姿が真正面からタンクに映っている。面白いので適当な距離を取ってついていったら同じインターで高速を降りて街場に入って行った。そのまましばらく後ろに就いて走っていると自分がどんな風に動いてバイクを操っているかよく見える。街場なんで過激な走るをするわけではないが、それでもなかなか格好いいなとかうぬ惚れしながらタンクに映った我とバイクの姿を眺めていた。短い時間だったが、なかなか貴重な時間ではあった、・・(^。^)y-.。o○。