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世の中は極めてきな臭く米国の変人トランプおじさんと北のバカ大将が戦争を始めるかもしれない。そうなれば当然日本にもミサイルが飛んでくるだろうし被害も出るだろう。実際に米国と北朝鮮の武力衝突が起こるのかどうか分からないが、覚悟だけはしておいた方がいいだろう。


まあ、それはそれでバイクの話でもしよう。バイクと言う乗り物は乗り手が非常に頭も体も使わないときちんと安全に走らない乗り物だと思う。四輪はシートに腰かけてアクセルを踏むだけなのでスピードを出すだけならサルでも出せるが、バイクはそうはいかない。


路面の状況、バイクの状況、周囲の状況を冷静に判断してからアクセルを開けないと開けたとたんに天使に導かれることになってしまうかもしれない。初心運転者の事故レポートで速度を出し過ぎてカーブを曲がり切れずにガードレールに衝突とか街路樹に激突とか天使だか悪魔だか分からないが導かれて行ってしまったと言うのがあるが、バイクでスピードを出すのはかなり怖いと思う。


時速１▲０キロとか言うと風圧で体は吹き飛ばされそう、風切り音はヘルメットを覆ってごうごうとうなり、周りの景色はあっという間に後ろにぶっ飛んでいく。バイクと言う乗り物自体、軽自動車に５００馬力とか８００馬力とか言うエンジンを載せたような乗り物なので速度など出そうと思ったらいくらでも出せるのだが、それには相当な覚悟がないとなかなか出せない。「これで転倒したら間違いなく死ぬな」という言葉が実感を持って迫ってくる。


一応モンスターの仲間のCB1300スーパーボルドールも恐ろしいほどの加速をする。四輪を買うと慣らしが終わったころにどのくらい頑張るか高速や山坂道で試してみた。普通二輪の小型限定を解除して４００Xに乗り始めたころバイクと言う乗り物はカーブでどのくらい頑張るのかそれが知れなくてえらく速度を落として走って四輪に煽られたりしていた。


最近はCB1300スーパーボルドールの走り具合も分かってきたので今の自分の走りではさほど怖さもない。四輪もそうだが、バイクは乗り手によってスマートでセンスの良い乗り物にもなれば暴走殺人マシーンにもなってしまう。


ライダーは自動運転で言えばCPUのようなもので様々な情報を処理してそれに合わせて最適の操作をはじき出す。そしてライダー自身もバイクの一部になって体を動かしてバイクを操って走らせる。CB1300の場合、高速では９０キロくらいが風圧も風切り音もエンジン音もほどほどで一番快適な速度のように思う。


そのくらいの速度で走っていると軒並み軽に抜かれるが、大型のバイクと言うのは６４馬力が上限の軽自動車に５００馬力、８００馬力と言うエンジンを積んでいるほどの力があることをお忘れなく、・・。四輪などいつでもあっという間に置いてきぼりにするくらいの力がある。


でもライダーの皆さん、無理をしないで四輪と協調して穏やかに走りましょう。「あっ、しまった」と思った次の瞬間、両脇を天使、悪魔かも、・・、に支えられて空を昇って行っているかもしれないので、・・。昨日は風邪気味のところ、花冷えの中を走り回ったので熱が出るかもしれない。でもバイクっていいねえ。優雅で品が良くてスマートで、‥(^_-)-☆。