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軽自動車のATはレンタカーで経験があるが、MTに乗るのは初めてなんだけどやはりトルクが足りない感じがする。軽の自然吸気ＡＴはアクセルを踏んでも踏んでもボワーンという音がするだけでちっとも加速をしなかったし燃費もリッター１５，６キロ程度でＣカーとあまり変わらなかった。


普通車であればCカーでもアイドルでクラッチをつないでもそれなりに発進するのだが、軽はさすがにアイドル発進はちょっとかったるい。特に傾斜があるともうダメでアクセルを煽らないといけない。普段の発進もちょっとアクセルを煽り気味にして半クラッチにすると滑らかに前に出る。


ところが２千回転を超えると過給が始まるのだろう、急にトルクが厚くなる。３千回転以上になるとクラッチをつないだ途端にホイールスピンをするほどパワーが出て来る。それもそのはず、３２００回転で最大トルクを叩き出している。だから１速、２速の伸びはなかなかのものだ。３速でもそれなりに伸びる。


最大馬力は６４００回転と言うことだが、時速１００キロ巡行は楽勝、１２０キロでも物足りないと言うことはない。加速も悪くはない。でも最大馬力６４馬力、最大トルク９．４キロだから６５８�佞稜啜ぅ拭璽咼鷁甬襯┘鵐献鵑任牢萃イ辰進�かもしれないが、そんなものか。自主規制など取っ払って９０馬力くらいに上げればいいのに、・・。


でも燃費万能だからそれで燃費を落としたくないんだろうなあ。過給なしだと最大馬力で５２馬力、最大トルクで６．１キロというからこれはもうCVTでないと乗り難くて仕方がないだろう。軽ももう少し排気量を上げて８００から９００ｃｃくらいでもいいんじゃないかと思うが、そうすると１ＬのＣカーと区別がつかなくなるから６６０に押さえているんだろうか。まあ、それでも走るに不自由はないが、・・。

それにしてもＣＢ１３００とは大違いではある。馬力荷重はコペンが１３．３キロ、ＣＢ１３００は２．７キロ、トルク荷重は９０．４キロに対して２３．４キロ、えらい違いではある。０−１００加速はコペンが１４秒くらいか。対するＣＢ１３００は２．７秒、話にならない差ではある。ＣＢ１３００は重い、遅い、面白くないと言われるが、どうして恐ろしいほどの速さを見せる。ＣＢ１３００の加速は恐ろしいほどでワープでもしそうな加速だ。それを軽自動車のと比較しても意味はないのは分かるが、どっちが楽しいかと言えばどっちも楽しい。でもＣＢ１３００の方がちょっと上かもしれない。