バイクは気力と度胸、そして体力だ。
2016年06月10日 16:33 グー!(20)|コメント(6)
バイクに乗るにはアクセル、クラッチ、ブレーキの操作と体重移動が重要だが、もう一つ大事なものがある。それは何かというと「脚力」である。バイクが止まった時に車体を支えるのは足、よろけた時に車体を支えるのも足、そして倒れたバイクを起こすときに使うのも足である。脚力を鍛えないとバイクは操れない。
そんなわけでバイクに乗り始めた時から足にアンクルウエイトを着けて生活している。装着している時間は家を出る時から家に帰るまで。自宅に帰ったら外すことにしている。その重さは1キロ、なんだ、たったの1キロかと言うなかれ。足に1キロの重りと言うのは結構効く。ずっしりと重い。
最初にアンクルウエイトを買う時は2キロにしようかと思ったが、持つとかなり重量があるのでとりあえず1キロにしたが大正解だった。2キロもつけたら動けなくなる。1キロでも外してみると足が羽のように軽く感じる。大げさに言えば飛び跳ねているように動ける。
周囲の者は、「いい年してそんなものを着けてバカじゃねえのか」とか、「膝を壊すぞ」とか言う者までいろいろだが、今のところひざは壊れていない。それよりも下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)や前脛骨筋(脛についていてつま先を持ち上げる筋肉)などが一回り太くなった。
足は第二の心臓とも言われて下に下がった血液を上に持ち上げる機能もあるので脳の老化防止にも役に立つと言う。ウエイトもやって上半身や腹筋なども鍛えているが、そのせいか、あの恐ろしく重いCB1300も軽々起こせるようになった。
もっと年を取ったら500グラムくらいのに換えようかと思うが、今のところは1キロで不自由ない。少しでも長くバイクに乗れるように頑張って体を鍛えようと思う。バイクは四輪と違いうまく操るには気力と度胸、そして体力だ。