ヤマハ | YAMAHA XTZ750スーパーテネレ | XTZ750 Super Tenere

車輌プロフィール

パリダカールラリー参戦マシンとして発売されたXT600テネレ(1983年-)に始まったヤマハの「テネレ」シリーズ」は、80年代の後半には岐路を迎えていた。砂漠やサバンナで行われるパリダカが、どんどん高速レース化していったため、他社の2気筒エンジン車に対して劣勢となっていたのだった。そんな中で、新世代のパリダカマシンとして開発されたのが、750ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載したXTZ750スーパーテネレだった。ハイパワー・ハイスピードで長時間走ることを可能ならしめるために、360度クランクを採用し、5バルブ(吸気3・排気側)、ダウンドラフト吸気などの技術が投入された。1991年のモデルチェンジでは、丸目2眼のヘッドライトを採用した。なお、XTZ750スーパーテネレをベース車としたマシンで参戦していたパリダカでの戦績は、90年に2位表彰台を獲得すると、翌91年には1~3位を独占、以降も勝利を重ねた。98年を最後にワークス参戦を休止するまで、ヤマハの全盛期を支えることになった。2気筒エンジンのテネレに与えられた「スーパーテネレ」の名は、2010年登場のXZ1200Zスーパーテネレに引き継がれた。

ヤマハ XTZ750 Super Tenereのユーザーレビュー・写真
 
XTZ750 Super Tenere

満足している点

5万マイルでエンジンオーバーホールしたからか、マダマダ現役で走ります。既に8万マイルは超えているから、そろそろヤバイ時期に入っているが、再度オーバーホールするべきか思案中。
丈夫で長持ちが満足ポイントですね。

不満な点

ブレーキはとてもプアーなので、急制動は苦手、特にフロントは効かない。フロント、リアとも原付と同じパット(キャリパーも同じ)何か、良いキャリパーに替えたいが、流用が利かないので難しい。

これから購入する人へのアドバイス

多分、過走行の車両しかないと思われるので、止めといたほうが無難。アフリカツインCRF1000を選ぶべき。
それでも、欲しい場合は、レッドバロン等、エンジンのオーバーホールまでやってくれる所で入手すべき。そのお陰で現在も走行可能な車体になっています。

総合評価: 5
年式:1990年  燃費:一般道:16.0km/L  高速道:20.0km/L
投稿者:スーパーテネレ750
投稿日:2018-05-03 16:26:19
バランスと動力性能が良い

満足している点

気楽に乗れるナナハンである。

不満な点

輸出専用車であり
日本には600台ぐらいしかない。

これから購入する人へのアドバイス

ビックオフのマシンとしてはバランスと動力性能が良い
http://www.youtube.com/user/tatsumi272
全長×全幅×全高:2285×815×1355mm
ホイールベース:1505mm
シート高:865mm
最低地上高:240mm
乾燥重量:195kg
エンジン型式:3LD、水冷4ストロークDOHC5バルブ2気筒
総排気量:749cc
内径×行程:87.0×63.0mm
圧縮比:9.5
最大出力:70ps/7500rpm
最大トルク:6.8kg・m/6750rpm
変速機型式:常時噛み合い式5段リターン
変速費:2.846/1.850/1.429/1.174/1.037
フレーム型式:ダブルクレードル
キャスター/トレール:26度30分/101mm
ハンドル切れ角:44度
キャブレタ型式:ミクニBDST38
ホイールトラベル:前235mm、後240mm
ブレーキ:前油圧式ダブルディスク、後油圧式シングルディスク
ホイール(リムサイズ):前90/90-21(1.85×21)、後140/80-17(3.00×17)

総合評価: 5
燃費:一般道:0.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:タツミ
投稿日:2009-08-26 22:07:00