ホンダ | HONDA CB1300スーパーツーリング(CB1300ST) | CB1300 SUPER TOURING

車輌プロフィール

CB1300スーパーツーリングが新発売されたのは、2009年12月。ホンダの王道ビッグバイクだったCB1300スーパーフォア(SF)/スーパーボルドール(SB)のバリエーションモデルとしての登場だった。ハーフフェアリングを装備するところでは、スーパーボルドール(CB1300SB)に近いので、CB1300SBにパニアケースを追加装備しただけのようにも見えるが、実際は、ウインドスクリーンの形状がワイドになり(風防効果アップ)、ハンドル位置も高くなっていた(ライディングポジションのゆとり向上)。また、前後連動式のブレーキに、ABSが標準装備されたのも、CB1300シリーズとして初のこと。全ては、モデル名どおりに「高いツーリング性能」を求めるための仕様だった。これら装備以外の仕様は、同年のCB1300SF/SBと共通。この年にLEDテールライトを装備するなどの変更を受けていた。なお、CB1300スーパーツーリングの最大の特徴だったパニアケースの容量は、スタイリッシュな形状ながら、左右それぞれ29リッター。一般的なバックパックよりも大きな容量だった。CB1300シリーズは、2014年にモデルチェンジしたが、ここに「CB1300スーパーツーリング」の名はなかった。

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