掲載日:2026年03月06日 購入基礎知識 › バイク購入基礎知識
取材・文/小松 男


2026年2月のグーバイク買取ランキング、その頂点に立ったのはホンダ PCX!
125ccスクーター界の“絶対王者”とも言える存在が、今回も堂々の1位を獲得しました。
PCXといえば、登場以来ずっとスクーター市場の中心に君臨してきたモデル。スタイリッシュなデザインに優れた燃費性能、そしてクラスを超えた上質な走り――。通勤・通学の足としてはもちろん、ちょっとしたツーリングまでこなせる万能さが、多くのライダーを引きつけてきました。
さらに近年のモデルではスマートキーやトラクションコントロールといった装備も充実し、125ccとは思えないほどの“プレミアム感”を実現。実際、「一度PCXに乗ると次もPCX」という声も多く、乗り換え需要と新規ユーザーの両方を呼び込んでいるのが強さの理由です。
買取ランキングの視点で見れば、PCXは販売台数の多さゆえ流通量も圧倒的。そのため市場でも常に動きがあり、ランキングでも上位常連というわけです。
しかも今月は、JOGやアドレスといった定番スクーターがランク外。結果として“PCX一強”とも言える構図が、よりくっきりと浮かび上がりました!
通勤・通学需要が高まり始めるこの時期、やはり頼れるのはこの1台。「スクーター界の基準車」とも言えるPCX、その存在感は2026年もまったく揺らぎそうにありません!

2026年2月のグーバイク買取ランキングで2位に入ったのは、ホンダ スーパーカブ110。世界中で愛され続けてきた名車が、堂々の上位ランクインです。
ただ、個人的にはこの結果を見て、ちょっと複雑な気持ちにもなりました。なにしろスーパーカブというバイクは、「飽きる」という概念から最も遠い存在。乗れば乗るほど味が出て、生活に溶け込んでいく――そんな“終の一台”として付き合えるモデルだと思っているからです。だからこそ、「えっ、手放すの?」と、つい思ってしまうわけです。
とはいえ、買取市場の視点で考えると理由はいくつか想像できます。たとえば新型モデルへの乗り換え。あるいは排気量アップや別カテゴリーへのステップアップ。カブはバイク人生の入口になることも多いモデルだけに、「次の一台へ進むための卒業」というケースも少なくないのでしょう。
しかし裏を返せば、それは市場に良質な個体が流れてくるということ。スーパーカブ110を探していた人にとっては、今まさに“チャンスのタイミング”と言えるかもしれません。
飽きるどころか、長く付き合うほどに愛着が深まる一台。
それでもランキング上位に現れるあたり、カブというバイクがどれほど多くの人に選ばれてきたのか――改めて実感させられる結果となりました!

2026年2月のグーバイク買取ランキングで3位に入ったのはホンダ リード125。今回のランキングは1位PCX、2位スーパーカブ110、そして3位リード125と、上位をホンダの原付二種モデルが占める展開となりました。ここまで同カテゴリーが並ぶのは、やや珍しい印象です。
とはいえ、この3台を並べてみると納得する部分もあります。いずれも実用性が高く、維持費も比較的抑えられるうえ、日常の移動手段として非常に完成度が高いモデルばかり。つまり「使いやすいバイクほど市場でも動く」という、シンプルな構図が見えてくるわけです。
さらに興味深いのは、これらのモデルがいずれも世界中で人気を持つ“グローバルモデル”であること。リード125もその代表格のひとつです。実際、筆者が昨年訪れたベトナムでは、街中にリード125があふれており、レンタルバイクとして借りたのもこのモデル。まさに生活の足として深く浸透している存在でした。
PCXが東南アジア各国で圧倒的な存在感を持ち、スーパーカブが世界のビジネスバイクの象徴となっていることを考えると、リード125がこの並びに入ってくるのも自然な流れと言えるでしょう。
国内市場だけでなく、海外需要も視野に入るクラスのモデルだけに、売れる=流通が活発、という側面もあるのかもしれません。ランキング上位に並ぶ背景には、そんな“世界規模の人気”も影響しているのではないでしょうか。

2月のグーバイク買取ランキングで4位にランクインしたのはホンダ Dio110!
今回のランキングは1~4位まで原付二種という、なかなか珍しい展開となりましたが、その中でしっかり存在感を示したのがこのモデルです。
正直なところ、筆者はスーパーカブ110推し。しかし以前、企画でDio110と乗り比べた際には思わず「これ、めちゃくちゃ良いじゃないか!」と感心してしまいました。軽くてスイスイ走るし、スクーターならではの気軽さも抜群。日常の足として考えたときの完成度はかなり高い一台です。
現行モデルはスマートキーを備えたタイプと、シンプルな物理キー仕様の「ベーシック」の2本立て。装備の違いは中古市場の価格差にも表れやすく、どの仕様が出てくるのかを見るのも買取ランキングの面白いところでしょう。
そして最近、各メディアで話題になっているのが「Dio110 Lite」。原付一種の新しいルールに対応したモデルとして注目を集めています。このニュースをきっかけに、「Dio110ってどんなバイクだっけ?」と改めて関心を持った人も少なくないはず。
実用スクーターの優等生が、話題性も味方につけてランキング入り!
今回の4位は、そんな“再注目”の流れを感じさせる結果と言えそうです。

5位に顔を出したのはヤマハ SR400。
スクーター勢がずらりと並ぶ今回のランキングの中で、突然現れた空冷シングルの存在に「おっ」と思った人も多いのではないでしょうか。
そして何より、このバイクの象徴といえばキックスタート。上死点を探り、デコンプを使い、呼吸を合わせて思い切り踏み込む――。その一連の“儀式”があるからこそ、エンジンが目を覚ました瞬間の鼓動がたまらなく愛おしい。便利なセルスターター全盛の時代にあって、こんなにも手間のかかる始動方法が愛され続けてきたのは、やはり特別な魅力があったからでしょう。
スクーターが主役となった今回のランキングの中で、ひっそりとランクインした空冷シングルの名車。
もし「一度は乗ってみたい」と思っていたなら、中古市場をのぞいてみるのも面白いタイミングかもしれません。
あのキックスタートの感触は、いま乗ってこそ味わえる“贅沢”なのです。








愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!