ロイヤルエンフィールド ゴアンクラシック350(2025)

掲載日:2025年10月30日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ロイヤルエンフィールド ゴアンクラシック350(2025)
ROYAL ENFIELD GOAN CLASSIC 350(2025)

ゴアの自由な雰囲気を表現する
クラシック350のボバーカスタム

ゴアンクラシック350は、クラシック350をベースとしたボバースタイルのモーターサイクルです。ショートフェンダーやエイプハンガーハンドル、低めのフローティングシートなどを採用し、車輪にはホワイトウォールタイヤとチューブレス用のスポークホイールを装備。車名のゴアンは、インドのゴアが由来です。リゾート地として知られるゴアの文化と価値観からインスピレーションを受け、自由な精神を華やかに表現したモデルとなっています。

パワーユニットは、ロイヤルエンフィールドの350cc各モデルに採用し熟成を重ねてきたJシリーズエンジンです。ボア・ストローク75×85.8mm、排気量349ccのロングストローク空冷単気筒は、圧縮比9.5、最高出力14.9kW(20.2PS)/6,100rpm、最大トルクは27Nm/4,000rpmを発生。美しい海岸線のクルージングや市街地走行はもちろん、ワインディングでも力強くスムーズな加速を見せ、快適なライディングを実現します。

サスペンションはフロントにインナーチューブ径41mmの正立フォーク、リアにツインショックを搭載。ホイール径はフロント19インチ、リア16インチを採用。エイプハンドルバーによるアップライトな乗車姿勢は上半身の負担を軽減します。また、計器盤はレトロスタイルの速度計に加え、ギアポジションや燃料残量など様々な情報を表示できるデジタルディスプレイを配置。スマートフォンアプリと連携する簡易型ナビゲーションのトリッパーも標準装備です。

タイガーアイと呼ばれるヘッドライト上の2つのパイロットランプを含め、灯火類はすべてLEDです。ボルトオンで着脱できるリアシートも装備しています。車両重量197kg、燃料タンク容量13L、シート高は750mm。車体色は4種類で、各色の車両価格は「シャックブラック」と「パープルヘイズ」が74万9,100円、「レイブレッド」「トリップティール」は75万5,700円(いずれも消費税10%込み)。受注開始は2025年9月18日です。

ロイヤルエンフィールド ゴアンクラシック350のここがポイント!
  • ●  リゾート地ゴアに着想を得たカスタマイズ
  • ● 熟成を重ねた空冷単気筒のJシリーズエンジン
  • ● エイプハンドルと低めのフローティングシート

ロイヤルエンフィールド ゴアンクラシック350のライバルはこれだ!

  • ロイヤルエンフィールド
    クラシック350

    クラシカルな車体に空冷単気筒を搭載。車両重量195kg、シート高805mm。消費税10%込みで69万4,100円~。ゴアンクラシック350のベースモデル。

  • ホンダ
    GB350C

    クラシックスタイルのロードスポーツモデル。エンジンは空冷単気筒、最高出力は15kW。車両重量186kg、消費税10%込みで71万5,000円。

  • ヒョースン
    GV300Sボバー

    水冷V型2気筒を搭載するボバースタイルのクルーザー。最高出力21.6kW、車両重量172kg、シート高710mm。消費税10%込みで69万3,000円。


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