歴史の頂点に立つ存在!【Indian Motorcycle 125th Anniversary Collection ジャパンプレミア】

掲載日:2026年04月01日 フォトTOPICS    

取材・写真・文/小松 男

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受け継がれてきた伝統を胸に
挑戦は次のステージへ!

令和8年3月25日、インディアン・モーターサイクル(以下インディアンMC)は、東京モーターサイクルショー2026を前に、125周年アニバーサリーモデルのジャパンプレミアイベントを開催した。同イベントでは、新体制になったことによる今後の展望や、ニューモデルのチーフ・ビンテージの展示なども行われた。

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イベントには、スカウトオーナーである芸人のじゅんいちダビッドソン氏も駆け付けトークショーを敢行。自身の芸名にダビッドソンがつくものの、インディアンMCオーナーであることを良く指摘されることや、スカウトの魅力などを語ってくれた。

世界最古のモーターサイクルブランド
今年、インディアンMCは創業125周年!

今から125年前の1901年、自転車レーサーだったジョージ・ヘンディーと、エンジニアのオスカー・ヘッドストロームによって、世界最古のモーターサイクルブランド「インディアンMC」は誕生した。まだ内燃機関そのものが発展途上にあった時代において、彼らは競技で勝つためのマシンづくりを原点にブランドを立ち上げたのである。

当時のアメリカ合衆国は米西戦争に勝利し、農業国から工業大国へと大きく舵を切り始めていた。大量生産技術の発展や都市化の進行とともに、国家としての影響力を急速に拡大しつつあった「プログレッシブ・エラ(進歩主義時代)」の入り口に立っていた時代背景も、インディアンMCの誕生と成長を後押しした要因と言えるだろう。

モーターサイクル黎明期に生まれたインディアンMCは、その性能と信頼性を証明するためレース活動に積極的に参戦。マン島TTをはじめとする数々の国際レースで輝かしい戦績を収め、単なる移動手段としてではなく、“勝つためのマシン”としてのブランドイメージを確立していった。その結果、インディアンの名は瞬く間に世界へと広がり、モーターサイクル文化の発展とともに確固たる地位を築いていく。

しかし、その歩みは決して平坦なものではなかった。時代の変遷や市場環境の変化の中で、幾度となく経営危機に直面。それでもなお、ブランドが途切れることなく現代まで受け継がれてきたのは、プロダクトそのものが持つ魅力と、長年にわたり支え続けてきた熱心なファンの存在があってこそだろう。まさに“歴史を纏うブランド”と呼ぶにふさわしい存在である。

そして今年、そのインディアンMC創業125周年という大きな節目を記念した、特別な限定アニバーサリーモデルが発表された。長い歴史への敬意と、次なる時代への意思を込めたそのコレクションは、単なる記念モデルにとどまらない、ブランドの現在地を示す重要な一手として注目を集めている。

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多くのメディア関係者やインフルエンサー、インディアンMCディーラースタッフが参加した今回のジャパンプレミアイベント。本社スタッフのジュエル・ハーモン氏もオンラインでコメントを残してくれた。

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125周年アニバーサリーコレクション スカウト・ボバー。専用のカラーリングやホイールで纏められた一台。世界限定450台(米国240台・国外210台)で日本には20台が上陸。価格258万円。

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ニューモデルとして登場したばかりのチーフ・ビンテージも125周年アニバーサリーコレクションが用意された。世界限定250台(米国150台・国外100台)。うち日本は10台販売。価格388万円。

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モトアメリカで開催されているキング・オブ・バガーズで、圧倒的な強さを見せつけているチャレンジャーの125周年アニバーサリーコレクション。世界限定250台(米国200台・国外50台)。日本では限定5台。価格670万8000円。なお、スペシャルペイントの施工は30時間が要される。

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面積が広いからというのもあるが、ペイントの施工に要した時間は36時間という贅沢なつくりのロードマスター125周年アニバーサリーコレクション。これも究極の一台と言えるものだ。世界限定100台(米国90台・国外10台)。日本では限定5台が用意される。価格693万円。

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世界限定100台というのはかなり希少価値が高い。しかもその大多数の90台が本国で販売され、海外に渡る10台のうち、5台が日本に上陸する。限られた人のみが手にすることができる一台だ。

『FIRST THEN. FIRST NOW.NEVER FINISHED.』
インディアンMCの挑戦に終わりはない!

2026年2月、ひとつのニュースが世界を駆け巡った。それは、インディアンMCが従来のポラリスグループから離れ、独立企業として新たな一歩を踏み出すというものだ。

2014年からポラリス傘下にあったインディアンMCだが、グループ全体から見ればその事業規模は約7%程度にとどまっていたという。巨大メーカーの一事業としての立場ゆえ、企画や開発の現場において少なからず制約が存在していたのも事実だ。

今回のイベントにオンラインで参加した本社スタッフ、ジュエル・ハーモン氏は次のように語る。

「私たちは100%インディアンMCとしての自由を手に入れました。これにより、ユーザーが求めるサービスを、より的確かつ迅速に提供できるようになります。

具体的には、新製品やイベントの企画から開発、生産、さらにはレース活動やユーザーの声のフィードバックに至るまで、すべてのプロセスがこれまで以上に円滑に進められるようになります。これはインディアンMCだけでなく、ディーラー、そしてお客様にとっても大きなメリットとなるはずです。

今後の課題としては、さらなる製品力の向上とブランディングの強化、そしてディーラーネットワークの拡充を挙げています。なお、車両はすべて本国アメリカの工場で生産していく方針です。これからのインディアンMCにぜひご期待ください」

創業125周年という節目に際し、インディアンMCが掲げたスローガンが「FIRST THEN. FIRST NOW. NEVER FINISHED.」である。

この言葉には、レース活動をはじめとするあらゆる分野において常に先駆者であり続けてきた誇りと、過去の栄光や勝利に安住することなく、進化と挑戦を止めないという強い意志が込められている。

時代へと歩みを進める。そのさらなる飛躍から、今後も目が離せない。

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イベント会場には、新型チーフ・ビンテージと、その始祖モデルである1948年式チーフが展示された。両モデルを見比べることができる絶好のチャンスとなったことも大きな収穫だった。

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チーフ・ビンテージに搭載される100%空冷1890ccサンダーストロークエンジンは、OHVでありながらサイドバルブをイメージさせるプッシュロッドのデザインが用いられている。

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開発時にどのようなシートとするか、かなり悩んだポイントだったそうであるが、ラボにあったクラシックチーフのシートをあてがったところ、ベストマッチし、ゴーサインが出たのだという。

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前後のバランスフェンダー(スカートフェンダー)や、フロントフェンダー先に備わったフェンダーチップなども見事に再現している。リアタイヤ幅が150サイズに抑えられているのも特徴だ。

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フロントフェンダーに備わるヘッドドレスは、チーフ・ビンテージでは光るようになっている。小さい部分ではあるがかなり重要。これだけで、所有欲が沸いてしまう。

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インディアンMCは、ユーザーに魅力を伝えるために、ディーラースタッフにも、走って、遊んで楽しんでもらいたいという願いから、昨年参加型研修プログラム“THE RAIN BRAEKER”(雨でも楽しもうという意味が込められている)を行った。その最優秀賞であるU-Media湘南の岡部真宗さんの表彰が行われた。

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インディアンMCでは新たなマイレージイベント、「INDIAN MOTORCYCLE RIDERS スタンプラリー NIPPON」を開始。日本各地のディーラー・カフェ・ショップ・施設・道の駅などを巡り、スタンプを集めるというもの。インディアンMCオーナーであれば、だれでも参加可能。地元との交流をもってほしいという願いから、ペーパースタンプカードを用意した。

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