掲載日:2017年08月29日 取材で見つけた旧車バイク紹介
記事提供/Zeppanバイクス編集部 取材協力/オートガレージ ABBT川越
※この記事はモト・メンテナンス別冊『Zeppan BIKES 24号』の『物件通信』を再編集したものです
国産初の2ストローク単気筒オフロードモデルとして1968年に発売されたヤマハのDT-1は、保安部品を外せば即モトクロッサーとしてコースを走れる性能を有し、国内外で高い評価を得た。その後継として登場したDT250(DT-1F)は、出力を向上させるなどさらにオフロードでの走りを極めていった。
取材先のABBTで見つけたDT250は、フルレストアを受けたあと、100km程度しか走行していない、非常に美麗な一台である。新車当時を思わせる姿は、ファンならずとも惹き付けられる。
ヘッド、シリンダー、ケースはブラスト、カバー類はバフで美しく仕上げられている。OH後100kmとのことなので、まずは慣らしからしっかり始めたい。
タンクは純正と同色にペイント済み。日光の下で見ると透き通るようなキャンディーカラーが眩い。割れていたり、ヒビが入っていることも多いタンクバッチは新品のようだ。
DT-1では左右異型のメーターが採用されたが、DT250より同径となる。メーターまでしっかりとオーバーホールされているようで、まるで新品のような美しさを見せる。ガラス内側の曇りも無い。
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