掲載日:2008年06月28日 ツーリング情報局 › 中国エリア
みなさま2ヶ月ぶりです! お元気ですか?
ツーリングレポート第2 回目です。今回も張り切ってまいりましょー!
前回は岡山県新見市をご紹介しましたが、今回あたしが向かった先は香川県高松市周辺。
香川県高松市は岡山県玉野市宇野から「宇高国道フェリー」を使うと約1時間で行けてしまう非常に近い県なのです。フェリーの料金は自動二輪と旅客込みで1,430円とリーズナブル。往復割引を使うとさらにお得! そして24時間・28分毎に運航しているという好条件のフェリーなんです。なんだか宇高国道フェリーの回し者みたいになってしまいましたが…、私が香川県高松市に何を求めて行ったか。勘のいい方ならすぐにお解かり頂けたと思います…そう、讃岐うどんです。香川県の名物である讃岐うどんを、文字通り「身体を張って」食べてまいりました。なぜ身体を張る必要があったのか? 前回のレポートで入ったラーメン店でマスターの雰囲気に負け、レポート用の写真が撮れなかったので、そのヘマを今回のレポートで帳消しにしようと考えたのです。かなりいやらしい考えです(笑)。それではご覧下さい。
ヘマを帳消しにするには、それなりのことをしなくてはなりません。今まで何回も香川に渡ってはうどんを食べてきたあたし。いつもなら1軒で終わらせているうどん店の訪問を、今回は3軒に。しかもうどん店に加えて、晩御飯にはあたしが大好きな鶏料理店に行くことにしました。1日で3軒のうどん店を巡り、締めにガッツリ肉を食べようと言うツーリング&グルメレポート。勝負の鍵は夕食までにいかに早く3軒回れるか。でないと晩ごはんが食べれませんからね。
というわけで、朝9時に高松港行きのフェリーに乗りました。高松のフェリー乗り場で香川県在住の友達と合流し、早速1軒目のお店に向かいましょう。国道193号⇒国道377号を走って約30分後「手打ちうどん池内」に到着。小さな看板でうっかり見落としそうなくらいです。看板も小さけりゃ、入り口も狭く判りにくい。たぶん迷うと思いますが、がんばってくださいね。しかし味はかなりのもの。讃岐うどんならではのコシがあり、そばもしっかりコシがある。うどんとそばの2玉をペロッと平らげてしまいました。もちろん、うどんとそばは別々に注文できますよ。
食べ終わったら、休む間もなく2軒目へ移動。しかし、少しでもお腹を減らすために走りましょう。来た道を少し戻り、県道17号⇒県道33号を通り坂出市まで出てください。坂出市で県道16号を通り、五色台を回る海沿いの道を瀬戸大橋を見ながらのんびりゆったり。なぜかこの日は白いバイクの人に捕まっている車両を多く目にしました。なので、ますますのんびりと走ります。そのまま高松市内まで戻ってきたら県道10号⇒県道30号を走り、2軒目の「谷川製麺所」へ。ここはその名の通り麺を作っている所なので、営業時間は11時~14時のわずか3時間。その3時間を狙って、お客さんがわんさか押し寄せるのです。このお店のうどんの特徴はもちもちとした歯触りの麺に、自分で寸胴鍋からダシを入れる「しっぽくうどん(五目うどん)」。冬には具にシシ肉も入るそう。1軒目でうどんとそばの計2玉食べたし無理かも…という心配をよそに、こちらもペロリと頂きました。
しかし、いざ食べるとお腹にはズシリと…。3軒目までに少しでもお腹を減らさないと。と思ったら、3軒目は目と鼻の先だとか。う~ん、覚悟を決めて行くことにしました。3軒目の「もり屋」は前の2軒がセルフなのに対し、店員さんがオーダーを聞き、うどんを運んできてくれて、と普通のうどん屋さんです。人気のお店なのでここも並ぶかもと言われていたのですが、むしろ今のあたしにはありがたい(笑)。かなり多くの種類のうどんがある中で、友達お薦めの「かきあげおろしぶっかけ」をオーダー。運ばれてきてビックリ! かきあげの大きさが尋常じゃありません。大げさじゃなくあたしの顔くらいありました。麺もツルツルのシコシコで申し分ありません。かなりのスローペースではありましたが、それでもなんとか完食。
予定通り13時までに全ての店を回りました。あとは晩御飯までにいかにお腹を空かせるか。答はひとつ…走るしかない! しかし、お腹がいっぱい過ぎて走る気にならない(笑)。なので、高松市内にあるウエスタンショップで休憩をすることに。2時間くらいいたでしょうか…やっと走る気になったので出発です。友達の案内で庵治町へ向かいます。この庵治町、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地として使われたトコロで、今でも色んな場所に案内の看板が出ています。主演女優が某シーンで使っていた灯台が遠くに見える公園に行ってみましょう。灯台が豆粒くらいにしか見えない距離から見学し、お次は小豆島が目の前に見える場所へ移動。ここで海を見ながらひたすらボーッと過ごします。19時半を回った頃になってようやく晩御飯が食べれそうな胃の状態になってきたので、重い腰をあげるとしましょう。
最後の締めは宣言通り鶏料理店さん。あたしはここの鶏が大好きで、ここの鶏を食べるためだけに瀬戸大橋を幾度となく渡ってきました。その名は「一鶴」。香川県内だと丸亀市と高松市、県外だと横浜市と大阪市に店舗を持つ骨付き鶏のお店です。メニューは「おやどり」か「ひなどり」の二種類(ご飯やサイドメニュー等はもちろんあります)。特性スパイスを振りかけたもも肉を、丸ごと1本じっくり焼き上げていて、それはそれは美味なのです。いつものようなペースでは食べれなかったものの、それでも焼きたての肉汁が溢れ出るジューシーなひなどりを完食しました。今回はツーリングと言うより、完全にグルメ寄りになってしまいました。でも、みなさんに香川名物のおいしいうどんと鶏料理さんを知って頂きたかったのです。あたしの胃袋がもっと大きかったら、胃をいくつも持ってたら、2日かけて香川に上陸していたら、もっと多くのお店が紹介できたと思います。でも、1日だとこれが限界。もしまた香川うどん店巡りをすることがあれば、その時はうどん店のみに焦点を絞り、今回回った軒数を上回って走りたいと思います。ここで紹介できなかったおいしいうどん店はまだまだあります。みなさんも香川県に上陸した際は、ぜひともうどん店巡りを楽しんでください。次回のレポートは、またまた四国に上陸したいと考えています。お楽しみに☆
手打ちうどん 池内
住所/香川県綾歌郡綾上町牛川487-1
電話/087-878-0139
営業/7:00~14:30
定休/月曜
価格/うどん1玉100円 そば1玉100円
谷川製麺所
住所/香川県高松市東植田町2139-1
電話/087-849-1628
営業/11:00~14:00
定休/なし
価格/小150円 大250円
本格手打の讃岐うどん もり家
住所/香川県高松市香川町川内原1575-1
電話/087-879-8815
営業/10:30~20:00
定休/木曜
価格/かきあげおろしぶっかけ560円
骨付き鳥 一鶴 屋島店
住所/香川県高松市屋島中町220-1
電話/087-844-3711
営業/平日11:00~14:00、16:00~22:00
土日祝11:00~22:00
定休/無休
URL/骨付き鳥 一鶴 屋島店
岡山県在住。ハーレーダビッドソンFXSTCを所有し、日に何百キロものツーリングをこなす元気な女性ライダー。バイクを通じて知り合った仲間が全国各地にいるため、週末は愛車に跨り、全国各地走り回る日々を送る。
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