ホンダ NSR250R
掲載日：2009年09月11日 ユーザーが造るカスタム
「本物」にこだわって
トータルバランスを追及
1980年代後半から1990年代前半にかけて一世を風靡したNSRは、生産終了後10年以上過ぎた今も熱烈なファンが多いモデルだ。オーナーの佐野さんもNSRに惚れこんでおり、トータルバランスを重視してじっくりとカスタマイズを行ってきた。レースのような「一発の速さ」ではなく「毎日乗れる高性能」を大切にしており、低速からトルクのあるマシンとなっているのだが特徴だ。とは言え、惚れたマシンに賭ける情熱は半端なものではなく、やるからには本物を目指すべし、とパーツ選びにもこだわっているところも見逃せない。究極を求めて選ばれたレーサー流用の足周りなど、みるべき部分は多い。
ホンダ NSR250R Machine Detail Check!
NSRが活躍していたころのレースシーンをほうふつさせる片目耐久使用。カラーリングとあわせて雰囲気満点だ。
サスペンションは究極を追求してレーシングマシンであるRS250より移植。ここのカスタマイズに最も苦労したとのこと。
給排気系もすべてカスタム済み。現状で手の入っていない場所はほとんどなく、「完成」の域に達している。
OWNER data
佐野哲弥さん (東京都小平市)
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