
掲載日:2012年09月06日 タメになるショートコラム集 › ウェア屋さんのひとりごと
Text/Junichi FUJIMOTO ( RS TAICHI )
9月に入ってから、さすがに朝晩は秋の気配を感じる様になりましたね。「まだ昼間は暑いから…」とライディングを控えていた方も、少し心地良くなった朝晩に、チョイ乗り程度で出掛けてみると季節の移ろいを感じることができると思いますよ。
前回は計画を立てて楽しいツーリングをというお話をしましたが、「そんなものは要らない、旅の醍醐味は行き当たりばったり!」という方も多いと思います。そりゃごもっとも、自由を求める旅に計画なんて要らないという考えもアリでしょう。ただ、連休シーズンに行くのであれば、キモになる目的地の計画ぐらいは立てておくのが賢明だと思いますよ。
さて、ツーリングばかりがオートバイの楽しみではありません。筆者の大好きなモータースポーツも、秋になると毎週のように全国各地の何処かで、何らかのイベントが開催されています。個人的にはロードレースへの関わりが多い私も、友人と一緒にオフロードを楽しんだり、タイミングが合えばモトクロスやトライアルの観戦に行くことも珍しくありません。このコラムでも何度かツーリングを兼ねた観戦をお勧めしたこともありますが、今回は実際に走ってみませんか? というお話です。
とはいえ、いきなりサーキットやモトクロスコースを思い切り走るというのはあまりに危険です。モータースポーツは初めてという方は、まず最寄りのモトクロスコースを探して、オフロードスクールを受講してみるとよいでしょう。「オフロードバイクなんて持ってない」という方にはレンタルバイクを用意している主催者もありますので、それっぽいバイク屋さんや用品ショップのスタッフに聞いてみれば、案外色々な情報を得ることができるかもしれません。あとはネットで調べる方法もありますが、迷ったら RS タイチの “お問い合わせ” を利用していただいてもイイですよ!
「汚れるのイヤ、オフロード苦手!」という方は、ミニバイクレースやサーキット走行会に参加してみるという方法もあります。特にサーキット走行会なら、いま乗っている車両で参加出来るイベントも多いのでレザースーツを用意すれば…と、ココが高いハードルですが、最近は “レンタルスーツ” というのがあるので、まず最初に試してみたいのであればコレを利用しない手はありません。ただコレも主催者によってはエゲつなくハイレベルであることもあるので、自分は “超・初心者” であることを恥ずかしがらずに主張し、「大丈夫、大丈夫~」ばっかり口にして、何も詳しく教えてくれない走行会は見合わせた方がイイと思います。ミニバイクレースのお勧めは “レン耐” でしょうか。これはホンダのエイプ 50 や 100 を使用したワンメイクレースで、全車両レンタルという変わったレース。もちろん、レンタルスーツも用意しているので、本当に「なんにもない」という方でも手軽に参加できてしまいます。でも、せめてグローブやブーツぐらいは用意しましょうね。
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