掲載日:2014年08月29日 フォトTOPICS
取材・撮影・文/安藤 正和(Office25)
「背後に着かれているのは気がついていました。勝利を確信したのは、ゴールラインを通過したときです。厳しいレースだった…」と、高橋裕紀選手(#72 MORIWAKI RACING)。背後に迫るのは浦本修充選手(#634 MuSASHi RTハルクプロ)。
『鈴鹿8耐』も終わり、全日本ロードレース選手権シリーズの後半戦がスタートしました。今回のレースは、2輪と4輪のレースを併催する『2&4』です。2輪は『全日本ロードレース第5戦(J-GP2クラスのみ)』、『FIM アジアカップ国別対抗ロードレース(2レース制)』、4輪からは『スーパーフォーミュラ 第4戦』、『全日本F3選手権 第10戦・第11戦』、『N-ONE オーナーズカップ第4戦』が開催されました。
舞台は世界最高峰のロードレース『Moto GP世界選手権シリーズ第15戦日本グランプリ』(10/10-12)が開催予定のツインリンクもてぎです。『日本GP』にワイルドカード(※全部のレースではなく、特定のレースのみ限定して参戦することができる権利。レースの成績、実績、年齢、参戦回数などから判断される)参戦を目指すポイントリーダーの高橋裕紀選手にとっては特に重要な意味を持つレースとなりました。今回は、その高橋裕紀選手を中心にレポートします。
01「背後に着かれているのは気がついていました。勝利を確信したのは、ゴールラインを通過したときです。厳しいレースだった…」と、高橋裕紀選手(#72 MORIWAKI RACING)。背後に迫るのは浦本修充選手(#634 MuSASHi RTハルクプロ)。
02「10月にここツインリンクもてぎで行われる日本GPでは、日本代表としてファンのみなさまに喜んでいただけるようなレースをしたいですね」と語る高橋裕紀選手。
03KALEXのマシンで予選2番手。虎視眈々トップチェッカーを狙う渡辺一馬選手。
04「決勝は雨がいいね」と、第4戦の雨のSUGOで勝利している井筒仁康選手(Will-Raise Racing RS-ITOH)
05スタートでホールショットを決め、早くもトップに立つ高橋裕紀選手。
06序盤に独走態勢を築き上げる高橋裕紀選手。
07メインストレートを加速する高橋裕紀選手。「ブリジストンタイヤを履くライダーの追い上げがあると考えていました。序盤でマージンを作って、レースをコントロールしようと考えていたのですが…」とのコメント。
08「5コーナーでフロントを切り込んで滑らせてしまい、一気に差を詰められてしまいました」(高橋裕樹選手)。「高橋選手が5コーナーでミスをするのを見てタイヤが苦しいのを感じ、スイッチが入りました」(浦本修充選手)。
09J-GPクラス表彰台。「BS(ブリジストン)勢に追い上げられる厳しいレースでした」と、今季3勝目を決めた高橋裕樹選手(写真中央)。2位は浦本修充選手(写真左)、3位は生形秀之選手(右)という結果に。
10デモンストレーションランに向かう高橋巧選手とMotoGPマシン『RC213V』。10月にツインリンクもてぎで開催される『MotoGP 日本GP』をアピールします。
11ヘアピンを旋回する高橋裕紀選手(MORIWAKI RACING)。
12ヘアピンを旋回する浦本修充選手(MuSASHi RT ハルクプロ)。
13ファーストアンダーブリッジに進入する生形秀之選手(エスパルス ドリーム レーシング)。
14ファーストアンダーブリッジ眼下の浦本修充選手。
155コーナーを旋回する高橋裕紀選手。リーンインの独特なライディングフォームは、高橋選手の代名詞でもあります。
16星野知也選手(SYNCEDGE 4413Racing)のスリップストリームに入る渡辺一馬選手(テルル&EM★KoharaRT)。※スリップストリーム:ストレートで前走するマシンの直後を走行し、空気抵抗を減らす走行。空気抵抗の減少により車速が伸びる。
17V字コーナーを立ち上がる高橋裕紀選手。
18予選から激しいバトルを繰り広げる浦本修充選手(MuSASHi RT ハルクプロ)と渥美心選手(テルル&EM★KoharaRT)。
19「決勝は雨がいい」と言っていた井筒仁康選手(Will-Raise Racing RS-ITOH)は予選で3番手、1分53秒847をマーク。
20ヘアピンを立ち上がる高橋裕紀選手。
21バックストレートを加速する渥美心選手(テルル&EM★KohsraRT)とTSR2。
22『A.R.T.走行』(練習走行)2回目で1分54秒089のトップタイムをマークした生形秀之選手(エスパルス ドリーム レーシング)。
23ファンの声援に応える高橋裕紀選手。
24J-GP2クラス予選上位の3人。1位 高橋裕紀選手(写真中央)、2位 渡辺一馬選手(写真左)、3位 井筒仁康選手(写真右)。
25『2014 FIM アジアカップ国別対抗ロードレース』の日本代表男性ライダー・山中琉聖選手。
26『2014 FIM アジアカップ国別対抗ロードレース』は、アジア6ヶ国、23名のライダーにより、ホンダCBR150Rのワンメイクレースで行われました。
27フォーミュラ3の模様。勝田貴元選手(PETORONAS TEAM TOM’S)のドライビング。
28スーパーフォーミュラの中嶋一貴選手(PETORONAS TEAM TOM’S)。
29スーパーフォーミュラの山本尚貴選手(TEAM 無限)。
30ホンダの軽自動車『N-ONE』による4輪レース『N-ONE オーナーズカップ』も併催。
31『2014 FIM アジアカップ国別対抗ロードレース』レース1の表彰台。1位はフィリピンのKyle Paz選手(写真中央)、2位に日本の山中琉聖選手(写真左)、3位はインドネシアのAndy Muhammad Fadly選手(写真右)という結果に。
32『2014 FIM アジアカップ国別対抗ロードレース』レース1レディースクラスの表彰台。1位 櫻井芽衣選手(写真中央)、2位 橋本翼選手(写真左)、3位 中原美海選手(写真右)。
33『キグナスサーキットレディ』城戸ゆりさん。
34『ショーワサーキットレディ』 大谷芽衣さん。
35記者会見を終えた上位3人。優勝の高橋裕紀選手(写真中央)、2位の浦本修充選手(写真左)、3位の生形秀之選手(写真右)。
36ピットで笑顔の高橋裕紀選手。
37『2014 FIM アジアカップ国別対抗ロードレース』レース2の表彰台。2位に女性ライダー橋本翼選手(写真左)が入賞。
38デモンストレーションランでファンの声援に応え、ウィリーする高橋巧選手とMotoGPマシン『RC213V』。
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