掲載日:2011年05月18日 フォトTOPICS
写真・文/淺倉 恵介
コアユーザーが集まるイベントですから、参加者の愛車はハードにカスタムされたマシンがほとんど。会場に並んだ、マシンを見ているだけで楽しいイベントです。
さる4月17日、神奈川県横須賀市の 『長井海の手公園ソレイユの丘』 駐車場で、国内最大級のゼファーのオーナーミーティング 『関東ゼファー祭り2011』 が開催されました。当日は快晴に恵まれ、関東近県のみならず日本全国からゼファー乗りが集結。450台を超えるゼファーが集まり、ゼファーを愛するオーナー同士交流を楽しんでいました。今回で4回目を迎えるこのゼファーミーティングは、個人が主催する純粋なユーザーミーティングですが、パーツメーカーやカスタムショップによるブースの出展もあり、カスタム好きのゼファーオーナーの注目を集めていたようです。
昨年までは 『関東ゼファーミーティング』 という名前で開催されていたこのイベントですが、「より多くのゼファー乗りに気軽に参加して欲しい」との考えから、今年から 『関東ゼファー祭り』 とイベント名を改めたとのこと。また今回は、東日本大震災の被災者の方々に向けたチャリティーイベントという側面もあり、集められた 93,272円が義援金として被災地に送られました。
01続々と会場を訪れるゼファー。集合時間などのしばりもなく、参加者は好きな時間に会場を訪れ自由に楽しんでいたようです。
02仲間で誘い合わせて参加しているオーナーも多く、エンブレムを背負ったお揃いのカットGジャンで決めたチームもありました。“男カワサキ”を感じさせるゼファーらしい光景です。
03事前の登録や申し込みを必要としないオープンイベントだから、誰もが気楽に参加出来るのもこのイベントの魅力のひとつ。様々なオーナーがそれぞれのタンスでイベントを楽しんでいます。
04会場となった 『ソレイユの丘』 の駐車場はとても広いのですが、ゼファーとそのオーナー達で埋め尽くされていました。同じ車種がこれだけ集まると、壮観という他ありません。
05長く生産され、愛車とする人も多いゼファーですから、各地に多くのオーナーズクラブが存在しています。クラブで誘い合わせての参加者も多いようで、エントリーしたクラブからは代表者の挨拶も行われていました。
06マイクを握っているのが、このミーティングを主催する梅松直人さん。「ゼファーを盛り上げて、もっと皆で楽しみたい」と、このイベントをはじめたとのこと。仲間の手助けを借りながら、手作りでミーティングを運営しているのです。
07ゼファーに力を入れている、カスタムショップやパーツメーカーが数多くブースを出展していました。カスタム好きのオーナーなら見逃せませんね。
08数百キロの距離をものともせず、関西からチームで参加したオーナー達を発見しました。気の合った仲間となら、走ること自体が楽しいもの。遠くから参加すれば、より楽しみが大きいのかもしれません。
09チームのオリジナルトレーナーでの参加は、関西ゼファークラブのメンバー。『関東ゼファー祭り』は、関西ゼファークラブの主催するユーザーイベント『関西ゼファーミーティング』を手本に始められたイベントなのだそうです。
10革ジャンに貼られた刺繍のエンブレムが渋いのは、関東を中心に活動するゼファーのオーナーズクラブ 『ENDLESS』 のメンバーです。
11参加者の笑顔が、イベントの楽しさを物語っています。ゼファーを愛するオーナー同士だから、話題がつきることはなさそうです。会場のあちらこちらで、ゼファー談義に花が咲いていました。
12Z系カスタムで有名な ハラファクトリー は、中古車をベースにしたカスタムコンプリートマシンを展示。装着パーツや工賃を考えると、随分とお買い得なプライスになっているようです。
13高性能なエンジンオイルやケミカル類で有名な WAKO’S のブースでは、コーティング剤 『バリアスコート』 の試用が人気を集めていました。ヘルメットやカウルなど、樹脂製品の保護、ツヤ出しには効果抜群のようです。
14二輪用パーツメーカーの大手、アクティブ もブースを出展。注目の新製品、ハイパープロのショックユニットが展示されていました。車両は ブルドック の製作したゼファー750のカスタムで、ハイパープロのリアショックが装着されています。
15老舗のマフラーメーカー RPM では、ゼファー750用新型マフラーを展示。ブリヂストン のブースでは、タイヤについてのユーザーからの質問や相談を受け付けていました。
16Z系のリプロダクションパーツやカスタムパーツで有名な ドレミコレクション は、外装パーツを中心にゼファー用パーツをラインナップ。ゼファーをZライクなルックスに仕上げることもできます。
17いかにも手作りのバナーが、ユーザー主催のイベントであることを感じさせます。主催者の梅松さんをはじめ、スタッフは皆手弁当で集まっているとのことです。こうした草の根の活動が、日本のバイク文化を育ててる助けになっているのでしょう。
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