掲載日:2017年11月26日 ROAD RIDER アイテムレビュー
写真/前川健彦 文/大屋雄一
〝シンクロナイズド・パフォーマンス・バイク〟というコンセプトで、2014年4月に発売されたヤマハのMT-09。ネイキッドとスーパーモタードを融合させたようなスタイリングと、水冷トリプルという個性的なエンジンの組み合わせが話題となり、大ヒット作となった。
そんなMT-09向けに、ストライカーからフルエキゾーストが登場した。最大のポイントは、STDの半分以下という軽さ。エキゾーストパイプ、サイレンサーともチタンを使用することで、純正の8.5kgに対して3.9kgと、約55%もの軽量化を実現している。スタイリングについては、ショートタイプのSTDに対し大胆なカチ上げシルエットとなるため、イメチェン効果は大だ。
フラットで扱いやすいパワーフィールへと変化するこの新作フルエキゾーストマフラー、政府認証品/JMCA認定品なので車検対応だが、最高出力が116psへと引き上げられた2017年以降のMT-09、および兄弟車のMT-09トレーサー、XSR900には残念ながら装着不可なのでご注意を。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
焼け色からも分かるようにエキゾーストパイプの材質はチタンで、1-2番間と2-3番間それぞれにバイパスを設けて、狙った特性を実現する
テールパイプのほぼ中央に触媒が設けられている。この部分を焼け色でブルーとし、さらにストライカーのロゴをレーザーで刻印
サイレンサーは異形マーク3タイプでスリーブはチタン。音量は近接で92dB、加速で82dBを公称
装着した状態でエンジンオイルと同フィルターの交換が可能。ステップも純正のままでOKだ。ちなみに2017年以降のMT-09には装着不可
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