掲載日:2017年09月02日 ROAD RIDER アイテムレビュー
写真/前川健彦 文/大屋雄一
31年前、1986年の鈴鹿8耐で走らせたGSX-R750レーサーを展示するなど、今春の東京モーターサイクルショーを大いに盛り上げたヨシムラ。このときに陳列されていた油冷GSX-R用のエンジンカバー2種類が、ついに発売されたので紹介しよう。
このスタータークラッチカバーとパルサーカバーは、以前販売された製品の復刻版で、当時の素材はマグネシウムだったが、それをアルミに置き換え、マグネシウム風の特殊コーティングを施したのが特徴だ。さらにパルサーカバーについては、純正品にはないクランクケース保持機構を追加することで、転倒時の脱落リスクを減らしている点にも、ぜひ注目を。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
右はアルミパルサーカバー、左がアルミスタータークラッチカバーだ。耐腐食性能を高めるために特殊コーティングを施している
当時の雰囲気を忠実に再現するために砂型鋳造で生産。パルサーカバーはオイルプレッシャースイッチが使用できないので注意を。スタータークラッチカバーについては、当時の製品にはなかった純正のノックピンを使えるような設計となっており、取り付け精度が大幅に向上。なお、どちらの製品もガスケットは付属しておらず、ヨシムラも交換を強く推奨する
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