掲載日:2016年06月01日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
昨年、7年ぶりにフルモデルチェンジしたアライの最高峰フルフェイス、RX-7X。その強靱なPB-SNCスクエア帽体を流用して生まれたのが、ツアラーのための次世代フルフェイス、アストラル-Xだ。
コンセプトは“上質さ”。まずスタイリングについては、レーシーな大型ディフューザーではなく、サイズを最小限としながらも高効率なQVF&QVRダクトを新開発。シャッターの開閉スイッチをできるだけ目立たなくしたり、また静粛性を高めるなど、見た目だけでなく機能的にも上質さを追求しているのだ。
内装は、RX-7Xで好評を博しているアジャスタブルのハイフィッティング内装を採用した。生地は帝人フロンティアのエコピュアーで、これは抗菌・消臭・防汚効果に優れるのが特徴。さらにチンガードには同梱のFSチンカバーが装着できる。
そして、特にツーリングライダーにとって嬉しいのは、サンバイザーが開閉可能なプロフェードシステムが標準装備されていることだ。この帽体に対応するVAS-Vタイプは、従来のSAIタイプに対してシェード面積が17.8%も広く、中間位置での固定も可能となっている。
ツーリング性能を極限まで磨き上げたアストラル-X。最高の安全性と快適性を求めるライダーに。
[ DETAILS ]
RX-7Xの大型ディフューザーに対し、アストラル-Xはコンパクトな新型ダクトを採用。エアインテークのQVFダクトは滑らかさを際立たせるため、開閉スイッチを上部ではなくサイドに配置
後頭部のQVRダクトは穴が3つ設けられており、内部にこもった熱気を強力に排出する。デザインもスマートだ
ツーリングに便利なプロシェードシステムを標準装備。サンバイザーを中間位置で固定できるなど使い勝手向上
RX-7X譲りのハイフィッティング内装を採用。生地には抗菌・消臭・防汚効果に優れたエコピュアーを使用する
[ SPECIFICATIONS ]
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