掲載日:2015年11月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
1997年にイギリスで創業し、2005年に日本上陸を果たしたナイトロン。国内で販売されるものは、日本人ライダーの体格や使い方に合わせて埼玉のナイトロンジャパンで組み立てられており、さらに英国本社と連携して日本市場が求めるツインやミニショックを共同開発している。
新発売したステルスツインは、派手さ控えめのカスタムを願うユーザーのために企画されたもので、仕様は既存のツインショックシリーズと共通だ。とはいえ、ただ単に各パーツをブラックにしただけではない。ダンパーピストンロッドにはDLCコーティングが施されているのだが、これはステルスツインならではの仕様で、摺動抵抗の低減はもちろん、見た目にも配慮した結果である。そのほか、スプリングやダイヤルまで黒で統一されている。
ラインナップは、リザーバータンク別体式の高機能なR3と、タンクを内蔵したベーシックなR1の2種類。前者については、圧側減衰力が高速と低速側に分けて調整できるので、サーキット走行やレースにまで対応可能だ。一方、R1もシンプルながら基本性能は高く、ストリートなら十分以上の能力を発揮する。
価格は通常の同社ツインショックに対して約2万5,000円アップとなるが、この渋さはプライス以上だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
ボディ、リザーバータンクとも耐久性や放熱性に優れるアルミを使用。写真は高速側と低速側のコンプレッションアジャスターで、ここも黒で統一
通常のツインシリーズに対し、ステルスツインはダンパーピストンロッドにDLCコーティングを施し、摺動抵抗を低減するとともに見た目にも配慮
下部にあるのはリバウンドアジャスターで、車高調整機能も備えている
シンプルなデザインのツインR1シリーズにもステルスタイプが登場。伸び側と圧側の両方に効くアジャスターは24段階で、価格は13万1,760円となる
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!